白石隼也と鈴木亮平がダブル主演を務めるMBS・TBS系列ドラマ「彼岸島 Love is over」。TBSで10月11日(火) 深夜1時43分(MBSでは10月9日(日)深夜1時24分)から放送された第4話(最終回)では、ついに行方不明になっていた兄・篤が明の前に姿を現す。しかし、その再会は哀しく、辛いものだった。

気持ち悪い吸血鬼たちや巨大な邪鬼。
奇怪な笑顔を浮かべるマスターヴァンパイア・雅。
ヴィジュアル的に耐え難い真っ赤な血が容赦なく吹き出したりと、非常にグロテスクなこのドラマが、なぜ、切なくも美しいのか…。
その秘密は、百聞は一見にしかず、というところだろうか。

第4話(最終回)あらすじ 行方不明になった兄との再会

彼岸島を支配するマスターヴァンパイア・雅(栗原類)を倒すことができるという、501ワクチンを手に入れるために向かった地下通路で、宮本明(白石隼也)は屈強な邪鬼・百目に出くわす。

身体中に目があり死界がない百目に苦戦する明の前に姿を現したのは、島で行方不明になった兄・宮本篤(鈴木亮平)だった。

篤は、明に「共に闘おう」と声をかけ、二人は邪鬼・百目へと立ち向かう。
二人で空高く舞い上がった兄弟は、同時に百目の首の両脇めがけ刀を振りかざし、その息の根を止める。

明が兄・篤の元へ駆け寄ろうとすると、篤は「来るな! お前は人間で、俺は吸血鬼だ」と明に言う。
「もう二度とお前と交わることはない…お前より先に501ワクチンを手に入れる。
人間にとって吸血鬼が敵であるように、吸血鬼にとって人間は敵だ」と言うと、篤の赤い目は光り、兄は弟の前から去って行く。

仲間の成長と、明との絆

再び地下通路へ戻り、冷(佐藤めぐみ)、ユキ(桜井美南)、西山(阿部翔平)たちと合流した明。
明が篤と再会したこと、篤が「みんなは敵だ」と言ったことを皆に伝えると、冷は、「何か嘘をつかされているんじゃないか」と言い、西山は「明、悲しいときは泣いていいんだぞ!」と明を抱きしめて慰める。
ユキも、「お荷物になるんじゃなくて、私はみんなを、明を助けたい」と、強くなろうとするのだった。

ついにワクチンを発見するが…

4人はついに研究施設にたどり着く。そして、棚にある無数の薬瓶の中からワクチンを探す。

明は冷に、「師匠が前に言っていたことがある…俺が強くなっても兄貴には勝てないって」とこぼす。
そして「兄貴にはずっと生きていて欲しいと思ってた。でも、その兄貴と戦わなきゃいけないとはな…」と苦悩する明だった。

研究室へ入ってきた吸血鬼を全員が力を合わせて倒していると、倒れた荷物の中の空間から明は501ワクチンを見つける。

弟VS兄 生き残るのはどっちだ!

するとそこに篤が現れ、明に刀を向ける。
明が「なぜなんだ…」と篤に言うと、
「それを欲しがっている奴がいるからだ。それを脅威に感じている存在…俺は今雅の下で働いている」と篤は答える。

明は「兄貴何考えてるんだ! 雅は俺たちの敵だぞ!」と篤に言うが、篤は聞かない。
篤の刀は容赦なく明に降りかかってくるが、明はためらって刀を抜くことができない。
すると、ユキが篤に弓矢を放ち「明戦って!」と叫ぶ。
篤がユキに向かっていこうとするのを感じ取った明は、刀を抜き篤に向かっていく。

しかし篤の力は強く、明は跳ね飛ばされてしまう。
そして篤の刀が明に振り落とされようとしたその時…!
冷は篤の刀を正面から受け、冷の体からは血が吹き出す。
冷は「お願いだから明くんと戦わないで…明くんと一緒に雅を…」と篤に言って倒れこむ。

しかし、篤はしがみつく冷を払いのけ、明に再び戦いを挑む。
明は必死に篤に向かっていくが、太刀打ちできない。

そして倒れこんだ明に篤は、「今の俺はお前の敵なんだよ…」と言い残して、
ワクチンの瓶を持って去って行ってしまう。

冷は「この島を救ってね…明くんしかこの島を救える人はいないんだから…必ず」と言い残して息絶える。

再び、兄との戦いへ向けて旅立つ明

明たちは冷の亡骸を抱えて、海辺へ。
明は、西山とユキには村に戻り村を守るように言って、自分は一人雅の元へ向かうことを決心する。
「必ず501ワクチンを手にいれる、そしてそのために兄貴と戦う」と二人に言うと、必ず帰ってきてね、とユキは明の胸に飛び込む。
明は「キミのためにも…みんなのためにも…必ず帰ってくる」と言い残して旅立ってゆく−−。

「彼岸島 Love is over」 公式サイト(http://www.mbs.jp/higanjima/)