玉木宏が主演を務める、フジテレビ系列ドラマ「キャリア〜掟破りの警察署長〜」。10月9日(日)よる9時から放送された第1話では、“平成版遠山の金さん”ならぬ、警察署長の遠山金志郎が、独特の勘と柔らかな物腰で、難事件を解決してゆく。今回は、どこの街にも起こっていそうな落書き事件と、全く関係のなさそうな連続強盗事件。この二つの事件との関わりを、金志郎がノンキャリアのベテラン刑事・南洋三と対立しながらも、市民を味方につけ、市民を助けるという強い信念の元、金志郎は解決する。

世間のしがらみや、世の中のしきたり、常識。
自分の出世、お金…。
いろいろなものによって、本当に大事な物を見失っているかもしれない…。
そんなことを感じている皆様にお勧めドラマです。

第1話 普通の若いお兄ちゃんみたいな署長が登場

舞台は、警視庁北町署。
新しいキャリア署長がやってくるということで、職員は歓迎式の準備に追われていた。

新人刑事・相川実里(瀧本美織)が、いつものように朝バスに乗り込もうとすると、そこにはバスジャック犯が!
実里は乗客を解放するよう犯人に言うが、犯人を先に取り押さえようとしていた遠山金志郎(玉木宏)は、実里を降りさせて、バスを出発させる。
金志郎は、バスジャック犯を説得しバスごと北町署に向かう。
無事犯人を自首させた金志郎は、犯人に「あなたは誰も傷つけなかった…立派です」と言って励ますのだった。

実はこの金志郎こそ、今度北町署に就任する署長だったのだ。
しかし、金志郎のことを一般の市民だと思い込んでいる刑事たちは、新しく就任する署長の悪口を金志郎の前でペラペラと喋る。
実里に至っては、バスジャック犯を捕まえようとしたのにバスから降りさせられたと腹を立て、公務執行妨害で逮捕します!…と金志郎に手錠をかける始末。
副署長の半田順二(柳沢慎吾)が、この人が署長だと言うと、署内は静寂に包まれるのだった。

キャリアらしからぬ金志郎

金志郎の就任挨拶が始まる。
金志郎は現場志望だったが、今まで人事部に配属されていたため、これが初めての現場です、と語る。
自分の名前は、遠山金志郎で北町署に配属されたことは運命だと。
北町奉行の遠山の金さん…そんな金志郎のスピーチを、現場叩き上げの刑事・南洋三(高嶋政宏)たちは、キャリアっぽくないな…と、冷めた目で見ていた。

現場経験ゼロのキャリアに何ができる!

南や実里ら現場の捜査員は、重大事件である連続強盗殺人事件について会議をしていた。
現場で刑事ともみ合った際、犯人の左手小指と薬指の損傷が確認できたことから、連続強盗殺人犯の現金1億円を持って逃走している〈谷口〉だと、刑事たちは目星をつけていた。
谷口は耳にホクロがあった。

そんな真剣な会議へやってきた金志郎。
なぜか、「被害通報件数No.1の落書きを捜査すべきだ」と提案する。
金志郎は、割れ窓理論だ、と言い出す。割れた窓を放置すると、治安が悪くなると。
「落書きと手配犯が繋がる気がするんですけどね〜。刑事の勘で」と、金志郎は呑気な口調で話す。
現場叩き上げでやってきた南はそんな金志郎に怒りを感じ、「現場への口出しは無用」と言って取り合わない。

市民の小さな声に耳を傾ける金志郎

金志郎は、落書き捜査に人員を送って欲しいと南に申し出ると、実里が金志郎の案内役を命じられる。
金志郎と実里の二人は、たまたま立ち寄ったお好み焼き屋さんで、4人の高校生と出会う。
高校生たちは堂々とお好み焼き屋さんで麻雀を始め、落書き犯について金志郎は聞き込みをするが、無視されてしまう。

金志郎は町中の落書きを消しながら、その落書きにアルファベットのE、Pのような形や、数字の3のような形を見つけていた。
コツコツと落書きを消しては、町の人たちに谷口の指名手配のチラシも配っていく。

金志郎の行動に苛立ちを隠せない南

するとバスジャック事件の時に、持ち主不明の財布が残されていたと、金志郎は職員から情報を受け取る。
その財布には青いペンキがついていた。
バスジャック事件に居合わせたヨガの先生・加納理香(知花くらら)に、その財布について金志郎が聞いたところ、手袋をした男がその財布の持ち主だという。
その男の手は、薬指と小指がなかったと…。

金志郎は、地道に落書きを消しては、その落書きにM、L、Hのアルファベットを見つけ出していた。
すると、最初に金志郎と実里が落書きを消した現場に、あのお好み焼き屋さんにいた高校生が佇んでいて、スプレー缶を出して…。

金志郎と実里がその高校生・飯塚マサシを取り押さえて、署で話を聞くと、ストレスが溜まったから、としか答えない。
そこで金志郎は、高校生が書いた落書きのメッセージを読み解き、高校生に伝える。
「HELP ME…」。
何か困っていることがあるんじゃないか? と、金志郎は、マサシに自分の携帯番号を渡す。

すると、「デカ気取りは終わりです」と南が怒鳴り込んできて、マサシを帰してしまう。
そして、金志郎に南は、「上は上で、下は下でそれぞれの領域には踏み込まない。今までのキャリアのように出世のことだけ考えていたらどうですか?」と言い残して去って行く。

金志郎の地道な現場での捜査が実を結ぶ

落書きをしていていた高校生・マサシは同級生からいじめにあっていた。

ある日、金志郎は街で谷口を見つける。
谷口を追いかけようとしたところで、マサシから「助けてくれ」と電話が入る。
金志郎は南に電話をし、谷口の居場所を伝え、自分はマサシの元へ行くと伝える。

犯人のそばにいてください、と南が言うのを振り切って、金志郎は「助けを求めている人を助けられなくてどうするんですか!」と言い残して電話を切る。

無事にいじめっ子からまさしを助けた金志郎と実里。
金志郎はマサシの制服の裏地に刺繍されたイニシャルを見て、ひらめく。
マサシが書いたメッセージは、HELP ME ではなく、 HELP M.I.だった…。
その瞬間、谷口の居場所がわかった金志郎はその情報を南に連絡し、谷口は御用となった。

実里が「どうして谷口の居場所がわかったんですか?」と聞くと、金志郎は、谷口がマサシの書いた落書きを三本の指で触り、IがEになった。
Iと書いた扉の奥に1億円を隠していた谷口は、ペンキが乾かないうちに3本指で触ってしまったため、Iが3のようになってしまったのだ、と実里に教える。
金志郎の落書きと殺人事件は関係するという推理は的中し、地道な捜査が実を結んだ瞬間だった。

次回第2話は10月16日(日)よる9時から放送

人情深いキャリア警察官・遠山金志郎と新人刑事の 相川実里が、ある女性のDV被害を確かめようと捜査に乗り出すのだが、再び南の反対にあってしまい…。
金志郎は、女性と子どもを救うことができるのか!?
次回第2話は、10月16日(日)よる9時からフジテレビ系列にて放送。

玉木宏主演ドラマ「キャリア〜掟破りの警察署長〜」 公式サイト(http://www.fujitv.co.jp/career/index.html)