ホリエモンが「食べログ」「ドタキャン」「人材確保」など日本の飲食業界が抱える問題を鋭くぶった斬る『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』。 この出版記念パーティーでは多くの人たちに“本当においしいもの”を知ってもらうべく、 ホリエモンも認める“予約のとれない”“有名人ご用達”の名店・17店舗がズラリと並んだ。 飲食業界関係者による最前線のクロストークも白熱! 日本の飲食業界が目指すべき未来とは?

10月16日、 東京・ベルサール渋谷ガーデン1Fホールにて、 堀江貴文『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』出版記念パーティーが開催された。

このパーティーのチケットは“1万円”という決して安くないお値段。 しかし、 普段予約が取れない人気店の料理や特別メニューが食べ放題、 ワイン・日本酒などドリンクが飲み放題、 おまけにスイーツまで用意されているとあって、 会場は約300名の来場者で大盛況。

開演の挨拶では堀江氏が「ここで本当においしいものを食べていただいて『こんなおいしい店の情報があるんだ』ということを体感してください」とこのパーティーの趣旨を説明。 続けて「というのも、 某グルメサイトが炎上しましたが」とさっそく気になる話題へ。 「料理はおいしいのに低い評価をつけられてしまうことが飲食店にとっては致命的。 それは本当にさびしいことであり、 悲しいことだなと思います」と語ると、 「僕は隠れてしまった名店を掘り起こしてみなさんに伝えたい」「今の時代に旧来のやり方でうまくいってない店が見受けられるのがもったいない」という思いを口にし、 「みんながおいしいものを食べられるようにしたい」と来場者に語りかけた。

乾杯の音頭をとるのは「肉山」(吉祥寺)店主の光山英明氏。 明るい大阪弁で、 以前堀江氏と行ったお店でクレジットカードが使えなかったときの話を持ち出し、 カードのメリットデメリットについて話し合ったと言いつつ、 「うちではカード使えませんが(笑)」としっかりオチが。 思わず笑ってしまった堀江氏でしたが、 本書でも「三大問題の番外編」として「クレジットカード不可……あり得ない!」と明言しているだけに、 「おいしい高級店に何人かで行ったら本当に困る! たくさんの店が使えるようにしてほしい!」と改めて訴えた。

「この本を読んで、 みんなますます繁盛してハッピーになりますように!」という光山氏の発声でパーティーがスタート。 限定約50食の「肉友」(三越前)ローストビーフ丼を賭けた堀江氏とのジャンケン大会が始まる一方、 未発売のラムバーガーを出す「ULTRACHOP」(麻布十番)には、 すぐさま長い行列が。 二郎系インスパイア「立川マシマシ」マシライスの匂いにつられる人あり、 ミシュランの星を獲得した「いち太」さんまの棒寿司に感激する人あり。 おいしい料理につられて会話も弾み、 会場内は大賑わい。

目玉企画として用意されたトークショー1部では、 堀江氏と、 株式会社トレタ 代表取締役中村仁氏、 Retty株式会社 代表取締役 武田和也氏が檀上へ。 信頼度・人気度ともに高い「トレタ」「Retty」についての話はもちろんのこと、 今問題になっている「グルメサイトのレビュー」についても本音でトーク。 また客側のモラルについても指摘。 店の致命的な赤字になりうる「無断キャンセル」をどうしたらいいのか。 「いい店」と「いい客」の関係について議論が尽きません。 さらにスペシャルゲストとしてワインバル「ウルトラチョップ」オーナー高岳史典氏が登壇。 堀江氏は「炎上した人ですよね(笑)?」とイジると、 すぐさま「そのときの感想は?」と質問。 これをきっかけに4人で、 飲食店と客、 それをつなぐツールについて、 「飲食店とユーザーがWINNWINになる仕組みを作りたい」「実名であればいい情報のサイクルができる」「どういうツールをどういう人が使っているのかリテラシーが問われる」など、 真剣に意見を交わし合った。

トークショー2部出演者は、 堀江氏と光山氏、 そして「まぐまぐ」創業者/立川マシマシ経営 大川弘一氏。 ともに多数の店舗を経営する2人を堀江氏は「独自の視点がすごい2人」「参考になる」と絶賛。 うれしそうにいろいろな話を聞いてくる。 大川氏がオブジェクト指向のもと売り出し大人気となった「すごい冷やし中華」の話では、 「そこを理論化したことがおもしろい」と驚きつつ、 「それをナチュラルにやってしまうのが光山さん」と、 「肉山」のケジャンカレーが生まれたきっかけに興味津々。 さらに2人ともSNSでのコミュニケーションが非常に上手なことにも触れ「客イジりがすごい」「個人商店を演出するのがうまい」と感心していた。

トークショーの合間には堀江氏が自らマイクを持って会場内の店を紹介してまわったり、 来場者との撮影やサインに応じる場面も。 3時間の宴会はあっという間に終わりを迎え、 堀江氏は「今回のイベントは大変勉強になりました。 第2弾のイベントをぜひ関西でやりたい」と大満足の様子。 「これをきっかけにおいしいお店に行ったり、 お取り寄せをしたり、 いいお店を応援してください」「より突き詰めて考えて、 もっと食文化を楽しめる世の中にしていきたいと思っています。 僕も努力します。 よろしくお願いします」と締めくくった。

堀江氏の思いは『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』にもたっぷり掲載。 気になる方はぜひ御覧頂きたい。

■目次

第1 章 僕はなぜおいしいものを食べたいのか
第2章「食べログ」「ドタキャン」「人材確保」を解決する
第3章 レストランビジネスで成功するために覚えておいてほしいこと
第4章「いい客」になるために
第5章 ホリエモンが解決する! レストラン経営の悩み相談室
第6 章 ホリエモンの“食”遍歴
特別付録 ホリエモンが認めた全457 店リスト

■出版概要

タイトル:『なんでお店が儲からないのかを僕が解決する』
著者:堀江貴文
発売日:2016年10月1日
定価:1200円(消費税別) 出版:ぴあ株式会社