今年も漫画原作のドラマが多くある新ドラマの中でも特に注目度が高いのが、吉高由里子主演「東京タラレバ娘」です。現代に生きるアラサー女子が抱える葛藤をリアルに描き出した力作で、原作コミックスは7巻まで刊行されています。今回は、主要人物である3人のキャラクターにスポットを当て、ネタバレを含みながら作品の魅力をご紹介しましょう。

まだまだ気持ちは20代の倫子

『東京タラレバ娘』の主人公は、33歳になる倫子(ドラマで演じるのは吉高由里子)。
インターネットドラマなどで脚本を書きながら生計を立てる独身アラサー女子で、現在彼氏ナシ。彼女にあるのは貯金だけで、元彼の幸せも、友人の香(ドラマで演じるのは榮倉奈々)と小雪(ドラマで演じるのは大島優子)と一緒に酒の肴にしてしまう女性です。

そんな彼女たちを翻弄するのが、KEY(ドラマで演じるのは坂口健太郎)という若いイケメンモデル。彼は物語の端々で3人を翻弄すると共に、現実を突きつけます。巻数が進む中で、倫子とKEYは仕事や食事で一緒になることがありますが、倫子の生き方に対してKEYは異議を唱えます。その中で倫子は、自分の生き方を見直していくのです。

2番目の彼女でも受け入れる香

倫子の友人の1人である香。ネイルサロンを経営している女性ですが、なぜか本命の彼氏の2番目になってしまうのが悩みの種。今でも元彼(鮫島涼、ドラマで演じるのは平岡祐太)のセフレになっており、元彼の本命彼女が帰ってくると家を追い出されてしまう始末です。

物語が進む中で、元彼に自分といることに違和感があるかどうか聞く場面があります。彼は「ない」と言うのですが、香はどうしてもそこから一歩踏み込むことができません。しかも、彼の子供を妊娠した疑惑まで浮かび上がり、人生の岐路に立たされることになります。

不倫を続けてしまう小雪

倫子たちと一緒に楽しい時間を送っている小雪。彼女は不倫をしており、実らない恋をどうしても継続してしまいます。しかも、はじめは相手(丸井良男、ドラマで演じるのは田中圭)に妻子がいたことを知らず、ストーリーの途中でその事実を知らされることになるのです。

それでも不倫を続ける小雪でしたが、さらに彼から旅行をドタキャンされてしまったり、自分の父親に不倫がばれてしまったりと散々な目に遭うことに。小雪にも幸せな人生がやってくるのか、不安の大きな展開が続いています。

今回は『東京タラレバ娘』に出てくる主要人物3人に焦点を当てて紹介しました。現在7巻まで出ていますが、30代前後の女性にはリアルすぎる厳しい現実を突きつける内容になっています。その中で、彼女たちが幸せを見つけるまでの過程が見どころになるので、ぜひチェックしておきたい漫画です。