月9に木10に火サスに毎日見逃せないテレビドラマが毎クール繰り広げられる。新作ドラマのラインナップは途絶えることがない。最近はオリジナル脚本よりコミック原作や小説の原作ドラマが多いですね。テレビドラマを観て好きになったシリーズの原作を読んでみるのもきっと楽しいですよ。

人気作家西尾維新忘却探偵シリーズ「掟上今日子の備忘録」

「掟上今日子の備忘録」は、2015年10月〜12月まで日本テレビ系の「土曜ドラマ」枠で放送された作品。新垣結衣さん主演でも注目を集めた。
本作は、人気作家西尾維新さんが原作の小説です。西尾維新さんは、「化物語」や「猫物語」などの物語シリーズや「クビキリサイクル」や「ネコソギラジカル」などの戯言シリーズなどライトノベルでそして、本格的ミステリでも定評のある大人気の作家です。また、独特の世界観と意外な人物設定の主人公が魅力な作品が多いのも特徴です。この「掟上今日子の備忘録」の主人公掟上今日子(おきてがみきょうこ)も寝ると記憶がリセットされるという意外な設定のため、事件を(ほぼ)即日解決するという特殊な設定です。寝てしまった場合に備えて体中にメモを書いて置くという設定も魅力?でした。

池井戸潤の直木賞受賞作「下町ロケット」

2011年にWOWOWでテレビドラマ化された後に続編の「下町ロケット2ガウディ計画」をシナリオに加えて、2015年10月〜12月までTBS系「日曜劇場」で放送された。研究職を諦めて実家の町工場を継いだ主人公が商売敵の大手メーカーから特許侵害で訴えられるところから物語は始まります。
主人公を初めとして、魅力的な「オヤジ」が次から次へと登場し、「大人の夢」が厚く語られる骨太の作品です。池井戸作品の真骨頂とも言える「下町ロケット」を是非読んで泣いて感動してください。

東大卒のお坊さん。続編もありそう? 連載中の「5時から9時まで」

お坊さんなのにクリスマスマジック?胸キュンの王道恋愛ドラマともいえる見事な最終回だった「5→9〜私に恋したお坊さん〜」。石原さとみ×山下智久で2015年10月〜12月にフジテレビ系「月9」枠で放送された。原作は、「Cheese!」に現在も連載中(12巻)の相原実貴先生の人気マンガ「5時から9時まで」。英会話講師の女性とその見合い相手であるお坊さんの男性を中心に、様々な男女の恋愛の進行が描かれる、普段少女マンガを読まない人にもおすすめの「大人の恋愛マンガ」です。ドラマで石原さとみ×山下智久に胸キュンした方は原作読んでみてはいかがでしょう。

「シティーハンター」のパラレルワールドとして描かれた「エンジェルハート」

2005年にテレビアニメ化されてから10年後、2015年10月〜12月に日本テレビ系「日曜ドラマ」枠でテレビドラマとして放送された。偶然なのか、「シティーハンター」から約10年後の新宿が舞台になっているテレビドラマ「エンジェルハート」。●の最愛のパートナーである槇村香の心臓を移植された殺し屋の少女香瑩との出会いから始まる物語です。香瑩の心には香の記憶が宿り、香瑩は徐々に香の影響を受け、仲間・家族と一緒に成長していく家族愛をテーマとした作品です。やはりドラマ化にあたり主人公やヒロインその他のキャスティングが話題を集めたが、冴羽●役の上川隆也さんの映像が公開されると原作ファンからも絶賛の声が出たほど、期待を裏切らない演技だった。ファルコンのブラザートムさんも香瑩(シャンイン)の三吉彩花さんもばっちりでした。

福田栄一の推理小説「エンド・クレジットに最適な夏」が原作

2015年10月〜12月にKis-My-Ft2の玉森裕太主演で日本テレビ系で放送された「青春探偵ハルヤ」。貧乏な大学生探偵があるきっかけで厄介だけど高額報酬な相談事を引き受けたことから次から次へと芋づる式に更なる厄介事に巻き込まれていく。原作の「エンド・クレジットに最適な夏」として2007年に刊行されたが2015年8月に「青春探偵ハルヤ」と改題されて文庫版で発刊された。作者の福田栄一さんの軽快な筆致がとても魅力があり、活字でしか楽しめない面白さがあるのでぜひ原作を読んで欲しい一冊です。

原作は読まない。ドラマで十分という人も多いと思いますが、今回紹介した作品は原作の魅力、ドラマの魅力の両方を楽しんでほしい作品ばかりの5冊でした。