「六花の勇者」、このタイトルですが、意外と初めて聞いたという方も多いのではないですか。

六花の勇者とは?

六花の勇者とは神によって選ばれた6人の勇者で、それぞれが六花の力という特別な力を宿しています。この力は花びらごとに異なっており、千年に一度復活するという魔神に対抗するための力だと言われているのです。物語の時間軸上では、既に過去2度に渡り六花の勇者が集い、魔神を撃退したという伝承があります。しかし、今回集まった六花の勇者たちの間には特別な事情が発生してしまったようで、様々な出来事を経てお互いの信頼を高め合っていく内容です。

物語の面白さを演出する設定

今回集まった勇者たちはなんと7人で、本来6人であるはずの六花の勇者が一人多いという状況に見舞われてしまいます。勇者の証である花びらの紋様も全員が持っているという珍事となりましたが、伝承の通りであるならば、必ず一人偽物がまぎれているということになるのです。敵の罠に嵌ってしまう状況で、お互いがお互いに疑心暗鬼の目を向ける状況に陥ります。魔神と体面する前に、勇者たちは偽物をあぶりだすべく奔走する羽目になってしまいました。

親近感が持てるキャラクターたち

主人公アドレット・マイアを中心に、それぞれのキャラが個性的な特徴を持っています。例えば主人公は、六花の勇者で最弱でありながら自称最強を自負していたり、はたまた実力派のハンスは時折猫口調の訛りが混じるなど、親近感を感じさせる要素を6人の勇者それぞれが持っているのです。

アニメ化されている部分は?

2015年9月現在で単行本が6巻まで刊行されています。これに対してアニメ版は第2巻の冒頭部分までを第1クールとして放送しました。原作に忠実な内容とはいえ、1クールで一巻分というのはかなり内容としては濃い方です。通常であれば、1.5話分をアニメ1話分としてしまう傾向があるので、コミック2巻分で1クールという形でもおかしくありません。内容としては、最初の7人のうちの誰が偽物であるかを見破ったところで終わりました。しかし直後に新たな7人目が現れ、さらなる混乱を招くのです。そして物語はさらに進んでいくのです。

2クール目以降の続編はあるか?

前述したとおり、第1クールで2巻の冒頭までということで、第2クール分の内容分程度ならば十分に描かれています。原作ストックとしては十分な量があります。第2クールが制作されるかどうかは、DVD&BDの売れ行きによると言われていますが...。原作を読まれた方はまだ1巻分なのにと嘆いているでしょう。大人の事情はともかく二期目の制作が発表されることを期待したいです。

設定自体は従来の作品の概念を覆す斬新なものです。偽物が確実に一人混じっている状況で犯人を探し出すというのは、実際に同じ状況を想像した時に、それがどれほどの困難を極めるかというのがわかるかと思います。どうして偽物が混じる結果になったのか?その詳しい経緯は本編に譲りますので、どのような結末を迎えるかを、是非とも自身の目で見て欲しいと思います。注目のライトノベル、六花の勇者の第2クールと本編の今後の展開に期待しましょう。否、原作を一気読みしちゃいましょう。