インターネットサービス企業Netcraftは9月19日(米国時間)、「September 2016 Web Server Survey|Netcraft」において、9月におけるWebサーバ調査結果を発表した。2016年9月はMicrosoft IISが大きくシェアを増やした。Microsoft IISはサイト数で1億3200万サイト、コンピュータ数で13万8000台以上増加している。

アクティブサイトで順調に増加傾向を見せているがnginxだが、2016年9月には新しい兆候が現れた。高い性能が求められるサイトでnginxからOpenRestyへの移行が行われたことが観測されているのだ。OpenRestyはnginx coreをベースに開発されているWebサーバで、nginxとの違いとしては、LuaJITを搭載していることやLuaライブラリが利用できることがある。OpenRestyは先月よりもシェアを倍増させており、勢いを見せている。

Netcraftは最近の動向として新たなWebアプリケーションであるCowboyに勢いがついていることも指摘。CowboyはErlangで開発されたWebサーバで、メモリの使用量が少ないこと、レイテンシーが低いことなどに特徴があり、主にクラウドアプリケーションプラットフォーム「Heroku」やAmazon Web Servicesで使われている。こうした新しいWebサーバは今後もシェアを増やす可能性がある。