9月21日(現地時間)、MicrosoftはUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーション開発者向けに、MIDI用APIを用意していることを公式ブログでアピールした。サンプルソースコードはGitHub上で公開されており、誰でも試すことができる。

MIDI(Musical Instrument Digital Interface)はデジタル楽器の演奏データとして1983年に標準化した規格。当時のPCにはMIDI端子を備える拡張ボードを追加する必要があったものの、現在ではUSBポートなどが多く使われているのが現状だ。Microsoftの説明によれば、Windows 10 バージョン1511の時点でMIDI APIを搭載していたが、Anniversary Updateで更新したWindows 10 バージョン1607では、Bluetooth経由でMIDI対応楽器をPCと接続するBluetooth LE MIDIなど機能拡張が行われている。

UWP MIDI APIは必然的にUWPアプリケーションから参照する仕組みだが、Microsoftは「現状多くの楽曲作成アプリケーションがWin32 DAW(Digital Audio Workstation)などを使用していることを把握している」と述べ、Win32ラッパーを使いつつUWPアプリケーションへの移行をうながした。本件についてCakewalk CTO Noel Borthwick氏は、「我々はBluetooth MIDIのサポートを迅速に対応する」と歓迎の言葉を寄せている。

阿久津良和(Cactus)