東京ビッグサイトにて23日、「第56回 全日本模型ホビーショー」(一般公開日:9月24・25日)が開幕。バンダイブースでは、ハイクオリティロボットフィギュアシリーズ「METAL BUILD」最新作として、「ガンダムF91」が初公開された。

「ガンダムF91」は、劇場アニメ『機動戦士ガンダムF91』(1991年)に登場した主人公機。TVアニメ版の「ガンダム」は1986年の『機動戦士ガンダムZZ』から1993年の『機動戦士Vガンダム』まで隔たりがあったものの、本作は当時人気を博していた「SDガンダム」シリーズに同機をモデルにした千生将軍が登場したり、漫画雑誌『コミックボンボン』(講談社)で「F91」をモチーフにした『タマロイド 超Cガンダム』が描かれたりと積極的なメディアミックス展開で広い認知を獲得した。「ガンダム」とのファーストコンタクトが「F91」だったという世代も少なくないのではないだろうか。

同機のデザインを手がけたのは、『機動戦士ガンダム』メカデザインの大河原邦男氏。従来のアナハイム・エレクトロニクス社製ではなくサナリィ社で開発された機体であるという設定を背景に、大胆なアレンジがほどこされ、「ガンダム」デザインの新時代を切り開いた機体ともいわれている。外車を思わせるようなスタイリッシュな意匠は、公開から25年たった今でもほかのMSと一線を画している。

一方、今回当の「F91」が立体化されるのは、バンダイのロボットフィギュアの中でも最高位に位置する「METAL BUILD」シリーズ。ディテールやギミック、質感に「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE」シリーズで培われた開発ノウハウが投入されているのはもちろん、メカニックデザイナー自身を監修に起用することで、そのMSの新たな魅力を発見することができるラインとして人気を博している。すでに発表されている「デスティニーガンダム」が爆発的な人気を獲得したのも記憶に新しい。

「METAL BUILD ガンダムF91」では、大河原氏自らが商品化にあたりイラストを描き起こしたものを立体化。細身のボディ、そして機能的なメカデザインで知られる大河原氏がこだわったディテールが再現されている。また、バイオコンピューターを搭載した機体として描かれた「F91」は、パイロットの技量によって性能を制限。リミッターを解除した際にはフェイスガードがオープンになるなどさまざまなギミックを備えていた。「METAL BUILD ガンダムF91」ではそれらがどのように再現されるのか、引き続き追加の情報を待ちたい。

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