以前のiOSでは、音楽再生とビデオ再生を「iPod」アプリひとつで行っていた。それが音楽再生の「ミュージック」と動画再生の「ビデオ」という2つのアプリに分離したのはiOS 5のときで、iOS 10の現在もその状況が続いている。

そのうち「ミュージック」は、「ビデオ」に比べ機能の変化が激しい。それだけAppleが音楽に力を注いでいるということになるが、iOS 8.4でストリーミングサービス「Apple Music」に対応してからは、機能を整理したりUIを見直したり、使い勝手も大きく変化している。

ライブラリ内にある同じテイストの曲を集めてくれる「Geniusプレイリスト」も、整理された機能のひとつだ。iOS 8.4のときには、作成開始用のメニューがわかりにくい場所へ移動していたが、iOS 10では存在そのものが「ミュージック」から消えた。

しかし、Geniusが曲を推薦する機能はiOS 10のいまも健在だ。初期値では無効化されているが、『設定』→「ミュージック」の順に画面を開くと現れる「Genius」スイッチをオンにすれば、ライブラリまたはApple Music内のお勧め曲を示してくれるようになる。プレイリストは作成できないが、似たテイストの曲を探すことはできる。

iTunes Store」アプリを利用すると、iTunes Storeで購入済の曲、またはiCloudミュージックライブラリに転送した曲を対象に、似たテイストの曲(Genius曲)を提示してくれる。こちらは前述の「Genius」スイッチの状態にかかわらず動作するので、自力での曲探しに疲れた場合に試してみよう。