なにかとテレビで取り上げられる「ゆとり世代」の話。言われたことができない、考えて行動しないなど、個人差はあるのに「ゆとり」でくくられてしまう世の中。というわけで、今回は、職場のいわゆる「ゆとり世代」の後輩たちに対して、かわいそうだなと思うことについて、働く女子のみなさんに聞いてみました。


Q.職場のいわゆる「ゆとり世代」の後輩たちに対して、かわいそうだなと思うことはありますか?

「ある」……25.0%
「ない」……75.0%


「ある」と答えた人が2割以上という結果に。では、どんなときに「かわいそうだな」と思うのでしょうか。詳しい理由を聞いてみましょう。


■個人の能力を見てもらえない


・「ゆとり世代というだけで、効率的に仕事を使用としているのに、企画などをすべて却下されること」(29歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「きちんとした人もいると思うけど“ゆとり”とひとくくりにされること」(32歳/建設・土木/事務系専門職)


「ゆとり」というくくりに入れられるせいで、どれだけ能力が高くても評価されないという弊害も。「ゆとり」という言葉が強すぎて、個人を見てもらえないのはかわいそうですよね。


■何かあるたびに「これだからゆとりは」



・「何か失敗すると『これだからゆとりは……』と言われてしまうこと」(30歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「希望してゆとり世代になったわけではないのに、何かあるとすぐに、ゆとりだと言われ続けるから」(25歳/医療・福祉/専門職)
・「私はゆとり世代です。いつも前提にゆとりっていうのがあって面倒だなと思うし、そういうワードがあるせいで変なひとくくりの枠があって、『しょせんゆとりだから』みたいに言われると本当に腹立つ」(24歳/商社・卸/事務系専門職)


誰でも失敗はしてしまうもの。でも、ゆとり世代が失敗すると「これだからゆとりは……」と最初から期待していないかのような言葉。


■社会の厳しさをわかっていない


・「プライベート重視で仕事は二の次。『こんなことじゃ世の中渡っていけない』とつくづく思う」(31歳/金融・証券/事務系専門職)
・「社会人としての基礎の基礎をわかってなさすぎる。苦しむのは本人なのに」(32歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)


そんな姿勢は社会じゃ通用しないというのに、なんだかいつもひょうひょうとしている後輩。後悔するのは自分なのに……と同情の目を向けることも。


■教養がなさすぎる



・「会社に遅れるなどの連絡をメールで済ませて、上司からの評価が下がったこと」(25歳/建設・土木/事務系専門職)
・「あまりにもものを知らない、知識教養に欠ける、常識がないのを目の当たりにすると、『教育が悪かったのか』とかわいそうになる、本人が必ずしも悪いわけじゃないから」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
・「電話の掛け方など、一般常識も知らなすぎて引くことが多い」(30歳/ホテル・旅行・アミューズメント/販売職・サービス系)


あまりにも教養がなさすぎて「これがゆとり教育か」とかなしくなってしまうことも。教わっていないことはできるはずもなく、どんどん「ゆとり世代」との格差は広がっていくみたい。


■まとめ


好きでゆとり世代に生まれたわけではないのに、罪を押し付けられたような扱いに不満を持ってしまい、無気力になったり向上心がなくなったりと、結果的に負の連鎖に陥っているのかも。「ゆとり」とひと言でくくりにするのではなく、一人ひとりの個性を見つけてあげるのが、先輩として大事なことなのかもしれませんね。


(ファナティック)


※画像はイメージです



※マイナビウーマン調べ(2016年1月にWebアンケート。有効回答数149件。22歳〜35歳の社会人女性)