「ヘアセットをしても、ボリュームが出なくてすぐにペタっとしてしまう…」細い髪や軟毛の人に多いのが、髪がからまりやすい、まとまりにくい、パーマをあててもすぐとれてしまうといった悩み。実は、細い髪に合うシャンプーや洗い方を意識すれば、ハリのある髪質を目指せるんです!今回は細い髪・軟毛に悩む方におすすめのシャンプーから、その後のケアまでご紹介します。

■ ダメージを受けやすい?!細い髪の本質を知ろう

◎細い髪・軟毛は髪を守る層が薄い…?

髪の構造は、外側から順にキューティクル、コルテックス、メデュラの3層でできています。メデュラは髪の中心部にあるもので、人によって大きさの違いはほとんどありません。髪の約90%を占めているのがコルテックスといわれるタンパク質などからできているもので、この部分の量が少ないと細い毛や軟毛になります。

◎キューティクルも少ないからダメージを受けやすい

いちばん外側にあるキューティクルは何層かに重なったうろこ状になっていますが、髪にハリコシがない人はキューティクルの量も少なくなっています。そのため、細い髪や軟毛は摩擦や静電気などのダメージを受けやすくなっています。キューティクルが損傷すると、コルテックスから水分や脂分が流出し、さらにハリやコシのない髪になってしまいます。

■ 細い髪にはキューティクルと内部補修成分の入ったシャンプーがおすすめ!

細い髪や軟毛は、キューティクルや髪内部を補修する成分を配合したシャンプーで、髪の1本1本を強くすることが一番の近道です。さらに、健康な髪が生える土台となる頭皮を柔らかく保つことも重要。毛穴づまりの原因となる皮脂汚れを優しく落としながら、頭皮環境を整えるシャンプーを選びましょう。

■ 洗い方を見直して、ボリュームとまとまりのある髪に!

細い毛は摩擦に特に弱く、すぐにからまったり抜けてしまいます。髪を濡らしてすぐにシャンプーを頭に乗せるのではなく、下準備から気をつけていきましょう。

◎ 1、洗う前にブラッシングをして汚れを浮かせる

ブラッシングは、静電気の発生しにくい木でできたタイプのくしを使うのがおすすめです。

◎ 2、38度のぬるま湯で髪を濡らす

ここで汚れの約7〜8割は落ちます。丁寧に時間をかけましょう。また、ぬるめの温度にすることでキューティクルの開きをおさえることができます。

◎ 3、洗うときは指の腹で地肌をマッサージ

爪を立てるのは絶対にNGです。太く健康な髪を作るには、地肌も柔らかくキレイにしましょう。指の腹を使って地肌をマッサージすることで血流がよくなり、健康な髪を作る土台ができますよ。

■ 自然乾燥は薄毛の原因?アフターケアでボリュームアップ

洗った後そのままだと、キューティクルが下から上へ向かって開いている状態のままに。ドライヤーや洗い流さないトリートメントを使ってしっかりキューティクルを閉じましょう。

◎ 1、タオルでおさえるように水分を切る

タオルでごしごし擦ると、絡まったり、摩擦による切れ毛や枝毛、抜け毛の原因になったりします。

◎ 2、洗い流さないトリートメントを使用する

痛みやすい毛先を中心に髪全体になじませます。手についたトリートメントがなくなるまで髪に指を通していきます。地肌につくとかゆみや発疹が出たりするので、気をつけましょう。

◎ 3、ドライヤーで根元から毛先へ風を送る

髪は熱にとても弱いので、ドライヤーを振りながら風を送りましょう。十分に乾いたら、冷風でキューティクルをしっかり閉じてから、髪をくしでとかして完成です。ドライヤーは20cm以上離して使うのがポイント!

■ 髪の悩みはシャンプーと洗い方で解消して

ボリュームがなく髪が少なく見えてしまったり、パーマがうまくかからなかったり、細い髪特有の悩みは、シャンプーでも改善することができます。あわせて、洗いかたや日頃のケアを見直して、ハリやコシのある髪を目指しましょう。

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(著&編集:LiRu編集部)