秋はきのこの季節。きのこ狩りに行かれる人もいるかもしれませんね。低カロリーで栄養豊富なきのこですが、長期保存ができず傷みやすいのが難点。でもきのこを美味しくさせ、しかも栄養価をパワーアップさせる裏技があるのをご存知ですか?その方法とは「冷凍」。きのこは冷凍するとすごいことになっちゃうんです。

■ 生きのこでダシは出ないって知っていた?

きのこ汁やきのこ鍋など、きのこって良いダシが出るイメージがありますが、生のきのこには旨味成分はほとんど無いのだそう。香りが良いのでダシが出ていると勘違いしてしまうようです。ダシが良く出る干ししいたけは、干して水分が無くなることで栄養素や旨味が凝縮されるので、戻したときに美味しいダシが出るのです。干ししいたけは旨味だけではなく、栄養素も数倍だそう。カルシウムの吸収率を高める働きがあるビタミンDは生しいたけの9倍、食物繊維は10倍にもなるのです。

■ きのこを冷凍する際の裏技があった!

市販で買ってきたり採ってきた生のきのこは、洗わずそのまま冷凍することで旨味や栄養素がアップし香りも強くなるんですよ。これはきのこの細胞にある水分が凍ることで体積が膨張し、細胞膜が破れて細胞が死ぬことで酵素が活動し、旨味成分がたくさんできるからです。おすすめは生しいたけやなめこ。なめこは袋のまま、生しいたけは石づきだけを取り、軽く叩いて汚れを落としてからジップロックなどに入れて冷凍します。えのきや舞茸も小分けにして冷凍保存できます。エリンギやブナシメジも冷凍できますが、シャキシャキの歯ごたえは損なわれてしまうので、主役で調理するものには向いていません。炊き込みご飯にすれば香りも旨味も増えるので良いでしょう。

■ 解凍しないで直接調理

冷凍したきのこは3週間くらい持つそう。ただし、解凍してしまうと水分が出てきて食感も悪く不味くなってしまうので、調理をする際には解凍せずに凍ったまま使います。きのこは数種類を混ぜて使うと香りも旨味も重なって美味しくなりますから、安いときなどにまとめて買って、きのこミックスを作って冷凍しておくとすぐに使えて便利です。きのこが冷凍できて、さらに美味しくなるなんて嬉しいですね!早速試してみてくださいね。

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(著:nanapiユーザー・カラダにキク「サプリ」 編集:nanapi編集部)