気象庁の長期予報によりますと、10月は全国的に気温が高くなる一方、ことし12月以降のこの冬は、ラニーニャ現象の影響などで西日本を中心に気温は平年並みか平年より低くなる見込みです。

気象庁が23日発表した3か月予報とこの冬の長期予報によりますと、来月からの3か月間は期間の前半を中心に偏西風が平年よりも北を流れると予想され、全国的に暖かい空気に覆われやすくなる見込みです。このため気温は、10月は、北日本で平年並みか平年より高く、そのほかの地域では平年よりも高いと予想されるほか、11月も北日本で平年並みか平年よりも高くなると予想されています。

一方、この冬は、ラニーニャ現象の影響で偏西風が日本付近で南に蛇行するため西日本を中心に北から寒気が流れ込みやすくなると予想されています。このため、ことし12月から来年2月にかけての冬の期間は、西日本と沖縄・奄美で気温が平年並みか平年より低くなると予想されているほか、西日本の日本海側で降雪量が平年並みか平年より多くなると予想されています。

これに対し北日本は寒気の影響は小さく、かわりに低気圧の影響を受けやすくなると見られ、気温は平年並みか平年より高いと見込まれ、降雪量はほぼ平年並みと予想される一方、降水量は平年並みか平年より多いと見込まれています。

気象庁は、「前回、ラニーニャ現象が発生した平成22年から翌年にかけての冬は西日本の日本海側で大雪になった。ことしもラニーニャ現象が発生しているので、最新の気象情報を確認してほしい」と話しています。