合コンに異変が起きている。定番の「王様ゲーム」は廃れ、お持ち帰りするツワモノもいない。すっかりおとなしい飲み会になっているのだ。

「朝方にベッドで写メを撮られて、仲間内に流出でもしたら困りますからね。リスクのあるようなことはしません。合コンは初対面の女性とじっくり話す場。みなしっぽり飲んでいますね」(20代男性会社員)

■アプリで相手探し

 そもそも、人集めから違う。「幹事」が存在しないのだ。日本合コン協会会長の絵音氏が言う。

「20〜30代前半の男性は、『合コンしよう』と集めることも恥ずかしいという人が多い。だから、『合コン』ではなく『食事会』と呼ぶのが一般的。人集めも、マッチングアプリを利用するケースが増えています。例えば、『JOIN US(ジョイナス)』は位置情報をもとに、近くにいる人とマッチングできるアプリ。ログインすれば、オンタイムで“200メートル先に飲みたがっている女性がいる”といったことが分かります。連絡を取って、マッチングすれば“合コン”成立です。利点は、このアプリのチャット履歴は翌日に自動で消えること。成果が出なかったつまらない夜のことも忘れられます。他に、海外でブレークし、日本に上陸した出会い系アプリ『Tinder(ティンダー)』も人気ですね」

 相手探しだけではなく、合コンでの遊びもデジタル。

「アプリを使ったゲームがはやっています。例えば、一人ずつ、『○人中、朝ごはん食べてない人』などと質問して、全員がアプリを通じて、○×のスイッチを押す匿名のゲーム。質問内容もマイルドで、下品な話題はしないようですね」(絵音氏)

 健全には違いないが、楽しいのか、何なのか……。