日本ハム武田勝投手(38)が23日、今季限りで現役引退することを表明した。
 入団から今季まで11年間、慣れ親しんだ札幌ドームで会見。「幸せな時間でした。まだまだできると思っていましたが、若手を応援しているようになった」と引退に至る契機となった心境の変化を明かした。通算82勝を挙げて、ルーキーイヤーの06年の日本一1度を含む4度のリーグ優勝に貢献。先発陣の左腕の柱として君臨した。
 この日の楽天戦前に、チームメートらへも決意を告げた。「個人、個人に話をして今のうちに泣いておきたいと思います」と笑顔。30日ロッテ戦(札幌ドーム)での引退セレモニーで、ユニホームを脱ぐ。ユーモア満点のキャラで、技巧派で鳴らした。最後のマウンドでは「全力で120キロを出したいと思います」と誓い、報道陣の笑いを誘っていた。