<女子テニス:東レ・パンパシフィック・オープン>◇第5日◇23日◇東京・有明コロシアム◇シングルス準々決勝
 世界66位の大坂なおみ(18)が、自身初のツアー4強を決めた。予選勝者で同107位のサスノビッチ(ベラルーシ)に6−3、7−6の1時間33分でストレート勝ち。大会で日本女子が4強入りしたのは05年の浅越しのぶ以来11年ぶりとなった。
 予選勝者に思いがけずてこずった。「勝たなきゃいけない(と思った)。ランクが下の選手の方が難しい」。第1セットは6−3で先取したが、第2セットの第2ゲームで自分のサービスゲームを落とすと、かんしゃくが爆発した。ラケットをたたきつけると、ストリングスに留めてあった振動吸収止めが吹っ飛んだ。あっという間に0−5。しかし、土壇場で、開き直り“なおみパワー”が全開。5オールに追いつく猛追を見せ、最後は時速193キロのサービスエースを、「入って。お願い」とばかりにたたき込み、ストレートで葬った。
 次戦は、全仏覇者で同3位のムグルサ(スペイン)−同20位のスビトリナ(ウクライナ)の勝者と対戦する。