<バドミントン:ヨネックス・オープン・ジャパン>◇第4日◇23日◇東京体育館◇女子シングルス準々決勝
 女子シングルスで、山口茜(19=再春館製薬所)がリオデジャネイロ五輪銅メダリストの奥原希望(21=日本ユニシス)をストレートで破り、五輪準々決勝のリベンジに成功した。
 第1ゲームから、鋭いショットが冴え、7−10から13連続得点で一気に流れをつかんだ。第2ゲームは終盤まで競り合ったが、23−21で振り切り、8度目の対戦で初めて奥原を下した。試合後は笑顔もガッツポーズも無かったが、会見では「初めて勝ったので率直にうれしい気持ち。五輪では全部全力でいってスタミナ切れしたので、今日は攻めるところとそうでないところのメリハリをつけて展開するよう意識した」と笑顔で話した。
 それまでストレート負けを続けていた奥原から、五輪では初めて1ゲームを奪った。「その1ゲームはいっぱい見ました」。勝っているイメージが頭に焼き付き、この日は「自信を持って戦えた」。さらに、奥原が練習不足なのも分かった上で「今しか(勝てるチャンスは)ないと思った」。緩急をつけた巧みな攻めでメダリストを翻弄(ほんろう)した。
 準決勝の相手は中国の孫に決まった。身長差が28センチもあるだけに「球を出す高さに気をつけたい」。16歳で制した13年以来3年ぶりの優勝まで、あと2勝にせまった。