レスリング男子の強化合宿が13日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで報道陣に公開された。

 昨夏のリオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得したフリースタイル57キロ級の樋口黎(日体大)、グレコローマンスタイル59キロ級の太田忍(ALSOK)らが約2時間、スパーリングなどで汗を流した。

 樋口は今年の目標を8月の世界選手権(パリ)での金メダル獲得とし、「組み手がワンパターンになりがちなので、リオ五輪後から改革に取り組んでいる。警戒されている中でも勝てる強い選手になりたい」と意気込みを語った。

 太田は2月中旬からキューバに遠征に行く予定。昨年の12月の全日本選手権で日体大の後輩、文田健一郎にまさかの逆転負けを喫した。強化委員長の松本慎吾氏が「2人で本気でぶつかって争っていって欲しい」と話せば、太田も「そういう存在は今までいなかったし、意識するのはお互いにとって良いこと。やればやっただけ強くなる」とライバルを歓迎した。