カキ小屋でにぎわう糸島市の漁港で、来季に向けたカキの「種付け」が行われている。

 稚カキが付着したホタテの殻を、5メートルほどのロープのよりを戻して手ではさんだら、今度は逆に絞り上げ、海の中でも落ちないようにする。準備ができたら沖のいかだにつるし、10カ月から1年かけ、じっくり成長するのを待つ。

 食べ頃を迎えたカキを水揚げし、殻に付着したフジツボやイガイなどを取り除く「こさぎ作業」の合間を見て、12月から1月にかけて行われる作業。船越漁港でカキ小屋「豊漁丸」を営む養殖業者「豊漁丸水産」でも、漁師たちが黙々と仕事に励んでいた。

=2017/01/13付 西日本新聞朝刊=