北九州に対する誤解を解きたい−。北九州市戸畑区出身の放送作家、葉月けめこさん(53)=千葉県=が北九州人の気質を解説し、魅力を発信する新刊「北九州の逆襲」(言視舎)を刊行した。「荒くれ者が多い」「文化がない」など一部の人が持つマイナスイメージを覆すべく、軽妙な語り口で書き下ろした。葉月さんは「『北九州出身です』と胸を張って言える人が増えてほしい」と話している。

 葉月さんは高校卒業後、福岡市の短大に進学し、卒業後に結婚して関東へ居を移した。テレビ、ラジオ番組の構成や作詞家として活躍する傍ら、2016年は北九州市の劇団「青春座」の公演作「若戸大橋物語」の脚本を手掛けた。

 「北九州の逆襲」は、世間で語られる北九州のイメージへの反論が中心。一緒にくくられがちの福岡・博多とは歴史や言葉が違うことや、映画のロケや劇団が多く、表現に積極的だということなどを強調する。