■ 占いにはまる女性たち

街中で見かける占いサロン、占いの館。最近は、占いブースを設置しているホテルもあります。恋愛、お金、転職、引っ越し、結婚、本当にこの人とうまくいくのか。引越日は吉日? 転職するなら今なの? 人生での一大決心をしなければならないとき、占いに頼ることはあるでしょう。

ところで、そもそも占い自体を信じる人はどの位いるのでしょうか? たとえば『マイナビニュース』で紹介されたアンケート結果によると、占いの「いいことだけ信じる」人は48.2%ですが、「ほとんど信じない」人も42.4%います(※1)。

占いを利用するのも適度であればよいのですが、占い師の言うことを全て信じる、アドバイスされたことを必ず実行する、といったように自分で考えることなく占いに全面的に頼るようになると依存の可能性があります。

 

■ 母親からの支配により自分に自信がない

母娘関係改善カウンセリングを行っている筆者のところにも、占い依存症の疑いがある方からのご相談が寄せられることがあります。相談内容は母親に対する悩みですが、話を伺っているうちに、占い依存症の可能性があると思ったケースが複数あります。

これらの相談者に共通しているのは、幼い頃から母親に支配されてきたこと。進学や就職など大きな決断はすべて母親の希望に合わせたこと。常に否定されてきたので、自分に自信がないという点です。このように自己肯定感が低いと、自分の判断・決断に自信がもてず、結果占いに頼る傾向があるのです。

この記事を読んで思い当たる方は、占いに頼る前に、信頼し相談できる人を探してみましょう。案外、あなたのことをよく知っていて有効なアドバイスができる人が身近にいるかもしれません。また自分に自信をつけるには、自己肯定感を高めるための本を読んだりカウンセリングを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。

[執筆:横山 真香(母娘関係改善カウンセラー), 2016年10月16日]

 

【参考】
※1. 『マイナビニュース』「占いの診断結果、どこまで信じる?」2012年8月7日