秋本番になりました。熱帯夜続きで寝苦しく、睡眠の質が良くない状態だった方もいらっしゃるでしょう。

大塚家具が20代〜50代の男女約1000人に「睡眠に関する意識調査」(※)を行ったところ、64.1%が睡眠に対し不満があると回答しています。また、睡眠満足度と夏バテ実感の有無は反比例することがわかりました。さらに睡眠不足により、仕事の効率が低下したと回答した割合が20.3%にのぼっています。

これからの過ごしやすい季節は、まさに「睡眠の秋」。睡眠の質を上げ、良い睡眠習慣を作るのに最適なのです。今回は、睡眠を改善するためのチェックポイントをご紹介します。

 

■ ポイント1. 毎日同じ時間に起きる

秋になるとだんだんと日の出が遅くなります。さらに眠りに入りやすい気候も加わり、「良く寝てしまった」という経験をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

とかく秋になると起きる時間が遅くなりがちですが、起きる時間がまちまちにならないようにしたいもの。私たちの身体は、朝光を浴びることでリラックスモードから活動モードへとリセットされます。また、光を浴びてから14〜16時間程度経つと、睡眠を促すメラトニンと呼ばれるホルモンが分泌されます。起きる時間がずれると必然的に寝る時間も遅くなり、睡眠習慣が乱れることになるのです。

 

■ ポイント2. 日中の活動量をアップする

入眠直前は体温が1度ほど低下します。深く、質の良い眠りを得るためには入眠前からの体温変化の大きさが重要です。つまり、日中の活動量を増やし、体温を高めにしておくことがポイントです。ただし、激しい運動をする必要はなく、会社からの帰りにひと駅分多く歩いたり、軽く散歩をしたりする程度で十分です。

 

■ ポイント3. 寝間着にも注意

睡眠の質で悩んでいる方は、寝間着にも注意が必要です。スウェットやジャージは吸湿性があまり良くない素材でできているため、熱がこもりやすかったり寝床の湿度が上がりすぎたりと、質を下げがちです。身体を締め付けすぎず、汗をしっかり吸収し湿度も快適に保つためには、パジャマが最適です。

 

「睡眠の秋」を過ぎると、また眠りづらい冬がやってきます。今のうちに正しい睡眠習慣を身につけ、心身ともに快適な生活を過ごしていきましょう。

[執筆:浅賀 桃子(メンタル心理・キャリアカウンセラー), 2016年10月6日]

 

【参考】
※1. 大塚家具「睡眠に関する意識調査」2016年8月9日