統廃合により来年3月で閉校する大分市の中島小学校で22日、県立美術館のワークショップがあった。児童や保護者らが、自分で顔におしろいを塗って「変身」し、普段使う教室で模擬授業を受けた。

 学校や校舎への思い出をつくってもらおうと、保護者や住民でつくる閉校準備委員会が開いた。休日の児童と保護者ら約230人が参加した。
 児童は県立美術館のスタッフから指導を受けながら、おしろいを塗った。友達同士で顔を見せ合い、「変な顔」とはしゃぎながら、授業や朝礼を再現し、楽しんだ。保護者もおしろいを塗って見守った。4年の林咲良(さくら)さん(10)は「顔が真っ白でちょっと恥ずかしい。いつもの教室なのに不思議な気分」と笑った。
 閉校準備委員の山崎佳世さんは「学校でおしろいを塗って感じるワクワク感や戸惑いは、統廃合を控えた子どもたちの今の心情に近いのではないか。閉校に向けた心の準備につながれば」と話した。
 児童らの様子をまとめた写真は10月12日に県立美術館で展示する予定。