第23回日本高校生デザイングランプリで、鶴崎工業高校産業デザイン科3年の今次(いまつぐ)敦志さん(18)が最高賞のグランプリを受賞した。「生命体デザインの矛と盾」をテーマに、オオカマキリの足とトノサマバッタの足を組み合わせた立体的な作品。観察力と発想力が高く評価された。
 大会のテーマは「デザインの血肉化」。各自がテーマを自由に解釈して作品を制作した。表現法は自由で、絵や立体的な工作、コンピューターグラフィックなどさまざま。
 今次さんは子どもの頃から昆虫が好き。作品では捕食しようとする昆虫と、逃げる昆虫という対局の存在を表現した。針金で中心部を作り、紙粘土で肉付けをして長さ約1メートル、高さ約7センチの作品を10日間で作り上げた。
 結果を聞いて「うれしかった。グランプリの響きがいいですね」と笑顔。指導した佐藤大作教諭は「審査員からも高く評価された。最後の大会でよく頑張った」とたたえた。
 デザイングランプリは、熊本デザイン専門学校(熊本市)が主催。今回は全国から455点の応募があった。鶴崎工業は2、3年生全員が応募し、11人が入賞。初めて最優秀学校賞を受賞した。グランプリ獲得は2年連続。