竹田市内の7山城をのろしでつなぐ「竹田山城のろしプロジェクト」が22日、岡城跡(竹田)などであった。全国の山城関係者が交流するイベント「全国山城サミットin竹田」(10月22、23日)を盛り上げようと、市や山城の地元住民らでつくる大会実行委員会が企画した。
 竹田市に南北から敵軍が侵攻した―との想定で実施。午前10時すぎ、岡城跡から約15キロ離れた法螺貝(直入町下田北)、山野(やまん)(久住町仏原)、下原(荻町新藤)、緩木(九重野)の4城や、約4キロの場所にある津賀牟礼(入田)、騎群(会々)の各城が次々にのろしを上げ、本陣がある岡城跡へ敵軍の侵入を知らせた。
 岡城跡は実行委員ら約20人が参加。西の丸にやぐらを組み、スギの生葉などを燃やして煙を起こした。岡城武者揃(ぞろ)え実行委員会のメンバーも加わり、甲冑(かっちゅう)姿で勝ちどきを上げるなど、戦国時代さながらの演出で盛り上げた。
 この日は雨天で霧が発生したため、各城の間で煙は確認できなかった。市教委文化財課は「全国山城サミットまで残り1カ月。今後も遊び心のあるPR方法で市民への周知を図りたい」と話している。