橋の大切さを全国に伝えている宮崎「橋の日」実行委員会(日高孝会長)のメンバーが宇佐市院内町の石橋「鳥居橋」(県指定有形文化財)を訪れ、地元住民と一緒に築100周年を祝った。参加者はワインで乾杯し、感謝の気持ちを伝えた。

 実行委員会は8月4日を数字の語呂合わせで「橋の日」と提唱してきた宮崎県延岡市の湯浅利彦さん(74)らが立ち上げた。橋の重要性を全国に伝えようと、記念行事やイベントの開催、広報啓発活動に取り組んでいる。
 「地域のお宝再発見ツアー」と題して各地の橋巡りをしており、実行委のメンバー14人が17日から1泊2日で大分県内を訪問。豊後大野市の虹澗橋や原尻めがね橋などを見学し、同町に立ち寄った。
 鳥居橋では「院内ふるさとガイド教室」のメンバーや地域住民ら約20人が歓迎。日高会長の音頭で「鳥居橋、百歳おめでとう」「ありがとう」と声を掛け、全員で記念撮影。宮崎産のワインで乾杯した。
 湯浅さんは「橋のおかげで日々の生活が成り立っており、感謝することが大切。鳥居橋はスマートで素晴らしい石橋。地域の人たちが温かく見守っているので生き生きと輝いているのですね」と話していた。
 鳥居橋は1916年7月に完成。「石橋の貴婦人」と呼ばれ、市民らに親しまれている。地元でも10月30日に100周年を祝うイベントを計画している。