臼杵市の海添保育園(佐藤良純園長、81人)は、リオデジャネイロ五輪とパラリンピックの記事を題材に、保育活動に新聞を取り入れた。頑張っている選手の姿から、あきらめない気持ちや助け合いの心を学び、運動会などの行事に向けた園児の意欲も高まった。
 年長の園児が所属する緑組(14人)の佐護麗子担任が発案。五輪とパラリンピックを扱った記事から園児が気に入った写真を選んで模造紙に貼り付け、写真から読み取れた選手の思いを発表した。
 17日にあった保育参観では、園児一人一人が一押しの写真を紹介。開催地ブラジルのことも含めて新聞から分かったことを話して伝える「アナウンサーごっこ」もした。陸上のウサイン・ボルト選手や男子400メートルリレーの日本チーム以外に、陸上で転倒した選手同士が助け合う場面を選んだ園児も。
 年長の園児が世界の国旗を描いていたのに興味を示し、1歳下の年中の園児が色塗りに取り組むなど、学習は他学級にも波及した。
 佐護担任は「丸めたりちぎったり剣を作ったりする日常の保育でも、新聞はなくてはならない物。4年に1回のイベントを通じ、新聞にさらに園児に興味を持ってほしい」と話した。