サッカーJ2に復帰する大分トリニータは13日、大分市の大分銀行ドームで新体制を発表した。会見には就任2年目となる片野坂知宏監督や新加入の12選手が出席。「初志貫徹」をスローガンとし、2年ぶりとなるJ2での活躍を誓った。
 大分フットボールクラブの榎徹社長が「本当の意味で再スタートの年。監督、スタッフ、選手、フロント、一丸となって頑張っていきたい」と決意。片野坂監督は「残ってくれた選手、新しい戦力が一体となって、トリニータのために戦っていきたい。J2は厳しい戦いがあると思うが、少しでも上を目指して準備したい」と意気込みを語った。
 新戦力には大分に2012年まで所属したMF小手川宏基、大分U―18出身で初めて大卒選手としてトップチーム入りしたMF国分伸太郎ら大分にゆかりのある選手も多く、計31選手でスタートする。平均年齢は25・03歳(昨季の新体制発表時は24・6歳)。
 西山哲平強化部長は「チームのために戦えるか、献身性やハードワークできるかを第一に考えた。外国人選手はいないが、力のある選手を獲得できた。金額面やリスクを冒してまで外国人を獲得しなかった」と話した。
 スタッフ陣は片野坂監督、吉村光示ヘッドコーチ、山崎哲也コーチ、吉坂圭介GKコーチのほか、昨季はJ1新潟でコーチを務めた安田好隆氏を加え、コーチを2人体制とした。
 チームは14日午前9時半から別府市の八幡竈門神社で必勝祈願をし、15日に大分市の県サッカー協会スポーツ公園で全体練習を開始する。リーグ開幕は2月26日で、大分はアウェーで福岡と対戦する。

榎社長「進化したい」
 今季のスローガンは「初志貫徹」。榎徹社長は「原点回帰を掲げた昨季の思い、トリニータが生まれたころの志を高く持ち、貫いていきたい」と意図を説明。その上で「一歩一歩踏み締めて結果を出し、進化したい」と話した。

監督 開幕戦へ「絶対負けぬ」
 片野坂知宏監督は開幕戦で福岡と対戦することについて「九州ダービーは非常に楽しみ。絶対に負けられない。昨季はJ1だった手ごわい相手になるが、戦術をしっかりと落とし込んで、良い結果を出せるようにしたい」と意気込みを語った。