【石垣】石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画を巡り、候補地近隣の於茂登、開南、川原、嵩田の4地区の公民館長らは12日、市役所に中山義隆市長を訪ね、受け入れ表明撤回を求める抗議文を手渡した。終了後、中山市長は記者団に「詳細な情報を得るため手続きを進めることを了承した。撤回は考えていない」と述べた。 中山市長は昨年の市議会12月定例会で、受け入れ判断前に4地区から意見聴取する考えを示していた。 公民館長らは「議会答弁に反し、突然の受け入れ表明はいかなる理由があっても、市民への約束を反故(ほご)にする行為で断じて容認できない」と指摘。謝罪と表明撤回後の話し合いの場を求めた。 中山市長は「最終的な判断ではない」などとして理解を求めたが、館長らは「理解しろと言っても順序が違う」「まずは撤回なり、謝罪するなりして会いましょう」と退席した。 終了後、中山市長は記者団に「最終判断の前に情報を精査するため手続きを進めないといけない。意見は意見として受け止めるが、受け入れ手続き自体を撤回してからの話し合いということはない」とした。