ホテルはなぜ乾燥するのか?対策は?ホテルを直撃してみた!旅行や出張などでホテルに泊まったとき、朝方、喉がイガイガしたり、痛みを感じたり、はたまた唇や肌がカサカサに渇いてしまったという経験はないだろうか。普段、家にいるときとの変化を強く感じるのは、ホテルの室内が空調などで乾燥しているからだろうか……? 「教えて!goo」にも、「ホテルでの喉の乾燥対策は?」という質問が寄せられており、乾燥に悩む人は多いようだ。そこで今回、快適な居住性をコンセプトに、首都圏をはじめとして数多くのビジネスホテルを展開している相鉄フレッサインに、ホテルが乾燥する原因、乾燥対策について聞いてみた。

■気密性の高い構造が乾燥の原因

そもそも、ホテルは何故これほどまで乾燥していると感じるのだろう。まず、その理由について聞いてみた。

「多くのホテルは室内環境を快適に保つため、気密性の高い作りになっています。これは、室内の音が外に漏れたり、逆に外の音に煩わされたりすることがないようにするためです。音を遮断してくれるホテルの厚い扉や窓は、外気や湿気が入り込む隙が少ないため、エアコンなどを使用した際に湿度が下がり、部屋が乾燥することがあります」(相鉄フレッサイン)

ホテルの構造上、乾燥するのは避けて通れないということのようだ。

■お湯を沸かして乾燥予防

旅先まで加湿器を持ち歩くわけにもいかないが、ホテルで気軽にできる乾燥対策はあるのだろうか。

「手軽にできて実用的な方法としては、お湯を沸かすことです。湯気が室内に広がり、加湿器を使った時と同じような効果があります。また、備え付けのタオルにお湯や水を含ませて絞り、ハンガーにかけておくだけでもかなり改善されます。ただし、乾燥対策とはいえ、濡れたタオルを室内で振り回すと、備品や壁を破損しかねませんし、濡れたタオルをソファの上やベッドの上に乗せるのも、シミの原因になるのでご注意いただきたいところです」(相鉄フレッサイン)

大抵のホテルには電気ポットなどが設置してある。湯気を使っての対策は、すぐに実践できそうだ。また、お茶を入れて飲むことで、喉のケアにもつながるだろう。

■バスタブにお湯での加湿はNG

ちなみにバスタブにお湯を張り、ドアを開けっ放しにしておくという方法はどうなのだろう?

「バスタブにお湯を張り浴室の扉を開けっ放しの状態にしておくと、立ちのぼる湯気に部屋の火災報知器が反応し、警報ベルが鳴ってしまいます。よってこの方法は避けていただきたいですね。ホテルの気密性が高く、エアコンを使用しないわけにもいかない以上、乾燥を避けることはなかなかできません。寝る前に机に水を入れたコップを置いておく、お風呂場で使ったタオルを部屋に干す、といった簡単なことでも、朝起きたときの調子は少し違うはずです。乾燥に悩んでいる方は、ぜひお試しください」(相鉄フレッサイン)

客室に加湿器が設置されていることもあるというので、乾燥が気になる場合は事前に確認してみるとよいだろう。ちなみに筆者はホテルで寝る時はマスクをつけて寝るようにしているので、こちらも参考になれば幸いである。

●専門家プロフィール:相鉄フレッサイン
相鉄グループの相鉄イン株式会社が運営しているホテルチェーン。「最高の笑顔をあなたに」を企業理念に、大都市を中心にロケーションにこだわった利便性と、新鮮で快適な空間を提供している。

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)