海外からの来訪者が日本に来ると、驚くことが多々あるという。そのひとつが「電車内でのマナー」だ。満員でも文句を言わず、静かな車内で各々が時間を過ごしている光景が不思議なのだという。しかし、日本人もその空気を「なるべく乱さないように」と気をつけているのが実情だろう。

「教えて!goo」で「お子さんいる方への質問。電車にて騒ぐ時、どうやって注意するの?」と相談する親がいた。おそらく自分の子どもがうるさくしてしまい、気まずい思いをしたことがあるのだろう。相談者さんは「隣の人が怒ってるよ!」と、周囲の気持ちを代弁するような方法はどうか?と聞いている。

子育ての先輩たちから寄せられた注意の仕方で、特筆すべきものをピックアップしてみた。

■周囲を理由にするのはやめるべき

「隣の人が怒ってるなんて言ったら、ほんとに隣の人が怒りますよ」(にゃん丸さん)

「隣の人が怒ってるよ!」では、子どもがわかる/わからないというよりは、言われた周囲の人が快く思わないというのが問題だ。時折、飲食店などでも「お店の人が……」と引き合いに出す親の姿を見かけるが、当事者でなくても「いやいや、違うでしょう!」と心でツッコミを入れたくなる光景にたびたび出くわす。やはり、親と子の関係において、うまくわからせる工夫をしたいものだ。

■気をそらすように仕向けるといい

「退屈だったり機嫌が悪かったりして騒ぐので、気をそらしてやれば静かになります。そのためには、あなたが『相手をする、遊んでやる』必要があります」(咲久さん)

子どもを見ずにスマホを注視している親……これも車内でよく見る光景であり、緊急の用事などがあれば仕方ない面もあるが、ゲームに熱中している人もしばしばいるようだ。

子どもが騒いでしまうのが「退屈」や「不機嫌」にあるとすれば、そこへ気持ちがいかないように興味のあるものを見せたり、手遊びをしたりして、気を引くのがいいとのことだ。

■乗る前から約束をしておくといい

「私は、乗る前から注意してます。(中略)…いざ乗って騒ぎ出したら、さっきママと約束したの覚えてる?とか」(たーみんさん)

たとえば、駅のホームで電車を待つ人を子どもに見せ、「たくさんの人がいて、眠たい人や疲れている人もいるから、静かにしようね」と事前に約束をしておく。実際に車内で子どもが騒ぎ出したら、その約束を持ちだして諭す。「なぜ静かにしなければならないか」の理由を併せてわからせることで、子どもとの関係性を築こうという工夫だろう。

子どもといえど、知性もあり、自分の考えを持っている存在だ。「押さえつける」よりは「コミュニケーション」がひとつの鍵になるのかもしれない。みなさんは「子どもを静かにする必殺技」をお持ちだろうか?

(松本塩梅)

教えて!goo スタッフ(Oshiete Staff)