専門家が伝授!バストアップのためのマッサージ方法先日、「医師に聞いた!話題の食べものは本当にバストアップに効くの?」の記事で、バストアップに効果のある食べものをご紹介した。有効とされる成分を食品から摂取すること以外に、女性ホルモンのバランスによいとされるピルの服用も選択肢のひとつという内容だ。バストアップにはマッサージも効果があるとも耳にするが、どのようにしたら効果が得られるのだろう。そこで、骨格から体を整えている「ウィメンズ整体サロンPOWWOW」のウィメンズ整体師、泉安奈さんに聞いてみた。

■ストレスの多い人にはマッサージが効果的

まずは、バストアップと女性ホルモンの関係を教えてもらった。

「日本人をはじめアジア人の乳房の構造は、1割が乳腺、9割が脂肪です。脂肪の多い乳房は柔らかく垂れやすいのです。欧米人は乳腺が多く、ボリュームとハリがあります。乳腺を増やせばボリュームとハリのある乳房になるということですが、そこで重要なのが、エストロゲンという生理後に活性化される女性ホルモンです」(泉さん)

豊かなバストのためには乳腺を増やすのがポイントで、そのために働くのが女性ホルモンだという。

「女性ホルモンは、ストレスによる睡眠不足や食生活の乱れ、冷え、血行不良、身体のこりなどによってバランスをくずします。また、こり固まった筋肉の上でリンパの流れが滞ると老廃物を輩出する役割が弱まり、全身の血の巡りが悪くなります。バストアップに重要なのは鎖骨リンパ節と、脇の部分の腋窩リンパ節ですので、そのこりをおさえ、リンパの流れをスムーズにすることが大切です」(泉さん)

リンパの流れをよくするのに、マッサージが有効とのことだ。ただし、強くもみすぎるとリンパ節を傷つけ逆効果になるので、お風呂に入るときなど、リラックスした環境で行うのがよいとのこと。また、バストに直結している肩甲骨や大胸筋などがストレスでこり固まらないように、ストレッチをしてほぐすことも大切と教えてもらった。

■自分でもできるマッサージ

次に、自分でできるマッサージを教えてもらった。まずは、脂肪を集めたり、リンパを流すマッサージだ。

「1つ目は、背中や脇から脂肪をかき集めるようにバストにもっていくものです。乳房の脂肪は、就寝時やブラジャーを着けていないとき、背中に流れている可能性があります。右手の4本の指と左手を使い、左の背中や脇から脂肪をかき集めてバストまでもっていき、鎖骨から指4本分下の辺りまで流します。2つ目は、両手を使って、バストを八の字を描くようにマッサージします。リンパを流すイメージです」(泉さん)

次は乳房を支える筋肉のこりをほぐして、バストが垂れるのを防ぐマッサージだ。

「3つ目は、鎖骨の下の大胸筋を気持ちよい程度にグーでほぐすものです。乳房を支えている大胸筋はこり固まると冷えてしまい、脂肪の多い日本人の乳房も冷えて固くなり垂れ下がります。4つ目は肩峰(けんぽう)という、肩の一番上にある骨の上に両手を置いて、肩甲骨を前から後ろに向かって回すものです」(泉さん)

肩を回すストレッチ

肩甲骨が固まると猫背の原因にもなるらしい。猫背になるとバストが下がり、同時に血流も悪くなるのでほぐすのが重要ということだ。

「5つ目は、女性ホルモンの分泌を促す檀中(だんちゅう)というツボを押すものです。檀中は両手で万歳したとき乳首と乳首の間にあります。人差し指、中指、薬指の3本を重ねて深く息を吐きながらゆっくりと両手で3秒押し、吸いながら元に戻します。これを5回〜10回繰り返します」(泉さん)

このツボは胸の谷間の真ん中辺りだ。見つけづらいという人は、ネットで「檀中」と検索してもよいだろう。

■バストアップしながら、健康的に

ここまで、バストアップに関して、いろいろな方法を教えてもらったが、注意点はないだろうか。

「どれも強く行う必要は全くありません。自分の体を慈しむ気持ちで行ってください。毎日続けることが重要ですが、特に、生理後のエストロゲンが活発になる時期を逃さないようおすすめします。また、疲れが気になるときは1、3、4、5つ目を、ゆっくりマッサージしたいときは1、2、5つ目など、その日の状態で使い分けるとよいでしょう」(泉さん)

ストレスによる冷えやこり睡眠不足などは、ホルモン分泌を乱す。こういったアンバランスを放置せず、体をいたわるつもりでマッサージをすることは、健康にもバストアップにもよさそうである。

泉さんからは、どんなバストになりたいかイメージを強くもちながらマッサージすることが大切とのアドバイスもいただいた。心身のためにも、上記を試してみてはいかがだろうか。


●専門家プロフィール:泉 安奈
「ウィメンズ整体サロンPOWWOW」バストアップ研究家。マッサージよりも骨格から整える女性のための整体サロンで、女性のホルモンバランスを整えながら施術を行う。バストに悩むお客様を多く担当したきっかけで、女性ホルモンとバストに関しての研究を日々続けている。

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