今年最大の出世タレントといっても過言ではない、モデルでありタレントのりゅうちぇる(21)。明石家さんま(61)との掛け合いでブレークしたギャグ「建築関係トントントン」の誕生からはや一年経つが、その人気は衰えるどころかますます上昇している。

 近年、いわゆる一発屋芸人の寿命は半年と持たないが、りゅうちぇるは今なお、テレビで見かけない日がないほどお茶の間を賑わせている。彼が引っ張りだこになっているのはなぜか?

 テレビウォッチャーでもある漫画家・カトリーヌあやこさんはこう述べる。

「一つ目の理由は見た目のインパクトです。派手なカラーリングでヘアバンドをしてテレビに出てくる人って、志茂田景樹さん以来なんじゃないでしょうか。こういう人がひな壇に一人いると彩りが豊かになるので、番組側としてはそれだけでも置いておきたくなる存在だと思います。

 もう一つの理由は、見かけによらず場の空気を読めるということ。天然キャラでありながら、いつもうまく番組を回しています。出身地の『ちぇるちぇるランド』を最近あまり言わなくなっているのも、このネタで引っ張るのはもう無理だとわかっているからだと思います」(カトリーヌあやこさん、以下「」内同)

 ここまでのところ、一発屋になっていないのはなぜか。

「恋人のぺこちゃんという存在があるからです。りゅうちぇるさんはインパクトが強すぎるので、一人だともっと早くに消費されて終わっていたかもしれません。彼が暴走してグダグダになりかけても、彼女が横から『ほんまええ加減にしいや』とツッコミを入れてくれるので安定感があります」

 大阪府出身の「ぺこ」ことオクヒラテツコ(21)は、りゅうちぇると同様、読者モデル出身で、彼とは原宿のアルバイト先で知り合った。吉本興業のタレント養成所「NSC大阪校」の卒業生でもある彼女は、「MBS漫才アワート?」で準決勝に進出した実績を持つように笑いの素養もある。

 しかし最近はりゅうちぇる一人で出演する機会も増えている。りゅうちぇるはもはや、独り立ちをしたのではないだろうか?

「むしろ今は正念場だと思います。というのも、視聴者も彼に慣れてきて、インパクトが薄れているからです。そういう意味では、ここからもう一展開必要です。幸い、彼には”結婚”というカードが残されています。目指すべきは林家ペー、パー子さん夫妻。結婚しておじさんになってもヘアバンド、金髪のままでいれば、息の長い活躍ができると思います。

 2人の間に子供ができれば、そこでも話題になります。『べびちぇる』などと名付けて表に出すかもしれません。ぺこちゃんのデザインでベビー用品の商品開発をしたら人気になるでしょうね」

 何ともバラ色の将来だ。しかしそこは男女の話。無事にゴールインするとは限らない。

「破局したら、『いつもぺこちゃんと一緒』という最初の設定が崩れてしまうので、タレントとしては厳しいと思います。ピンの仕事が増えたといっても、視聴者の意識にはやはり、ぺこちゃんという存在がありますから。叶姉妹が喧嘩別れしてはいけないように、二人もまた、別れたら終わりなんです」

 ビジネス婚にはならないように、愛が冷めぬうちに結婚してもらいたい…というのは余計なお世話だろうか。