1976年の新人王で、1982年から1984年まで年間最多安打を記録し「安打製造機」と呼ばれた野球解説者の田尾安志氏(62)の「お宝」は、自分を含めた名選手の「記念バット」4本セット」だ。4本それぞれの来歴について、田尾氏が語った。

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 4本のバットを宝物としてリビングに飾っています。

 最も古いのが大学2年で初めて日米大学野球に出場した時のバット。山下大輔さん、鍛治舎巧さん、小林秀一さん、中畑清などが寄せ書きをしてくれました。

 2本目はプロ入り初安打を打ったバット。2か月ほど使いましたが、折れる前に記念に残しました。3本目は学生時代からのファンで、中日の大先輩の高木守道さんが引退の最終打席に使ったものをいただきました。

 あと1本はイチローがオリックス時代に使っていたバットです。シーズン200本安打を打った後ですが、通常より細いバットだったので興味がありました。

 今でもたまに4本のバットを取り出して握ることがありますが、やはり最高の感触ですね。

撮影■WEST

※週刊ポスト2016年10月7日号