医師と患者はコミュニケーションが大切だが、“相性”はどうしてもあるだろう。例えば、治るかどうか医師に断言してほしい患者と、そうでない患者がいる。その2人に同様に見通しを伝えたらどうか。また、病気について患者も勉強した方がいいのに、医師の中には、「素人のくせに」と取り合ってくれないことも。では、どうしたらいいのか。

「医師が、患者によって対応を変えることはありません。ですから、“合わない”と思ったら、患者が医師を変えるしかありません。文句を言っているだけでがまんしていたら、病状が進行する可能性もあります」(松戸神経内科と東京高輪病院に勤務する現役医師・高橋宏和さん)

 この医師は合わないと患者が思っていると、医師も合わないと感じているケースが多い。遠慮は不要。命を預ける相手は納得いくまで選ぼう。

 なお、最近は患者が別の医師の意見を求める「セカンドオピニオン」が珍しくなくなった。しかし、他の医師の意見を聞くことに、主治医は抵抗を感じないのか、気になるところ。

「ある調査では、8割以上の医師が“セカンドオピニオンを求められても不快に感じない”と答えています。互いに疑心暗鬼になるよりいいので、遠慮せず受けていいと思います」

 と高橋さん。主治医に言いにくい場合は、「息子がどうしても受けろというので」などと家族のせいにするのも手。セカンドオピニオンを受ける場合、主治医に紹介状を書いてもらって検査結果などを借り、セカンドオピニオン外来に依頼する。料金は1万〜3万円ほど。

※女性セブン2016年10月13日号