2015年にスタートして以来、東山紀之演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。

6月7日(水)放送のSeason9第1話で、本作は通算“第77話”に到達。

今シーズンは、ミステリーとしてのおもしろさはそのままに、過去と現在が交錯するシリーズ史上最大のスケールで放送される。

天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望/ジャニーズWEST)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして、法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)という7人のスペシャリストが躍動。今回はその7人の絆が試されるという波乱の展開が…。

そして、そんな先読み不可能なストーリーを支える重要な役どころとして個性を発揮する3人のゲスト、山崎紘菜、堀井新太、泉澤祐希が解禁となった。

◆山崎紘菜、物語の軸に大きく関わる盲目の女性を熱演

ある死刑囚が、死の直前に残した手記。そこには10年前に犯したある殺人事件について、関与を一転して否定する供述が記されていた。しかし、手記は何者かによって持ち去られてしまう。

時を同じくして、何者かにより警察組織の内部告発を行う「暴露チャンネル」が始動。告発される不正を働いた警官たちの経歴にもまた、10年前の事件が絡んでくる。

そんななか、次々と発生する殺人事件。捜査を開始すると、殺害された人物たちも10年前の事件に関わりがあって――。

現在と10年前の事件とが交錯するストーリー。そのなかで、10年前の殺人事件の生存者である盲目の女性・望月和沙を演じるのが山崎紘菜だ。

今回の出演が決まった際の気持ちとして、「何シーズンもの間、たくさんの方に愛されている作品に参加することができ、とても嬉しく、光栄に思います」とコメント。演じる和沙については「事件の鍵を握る人物」と分析する。

そして、「東山さんは、初参加の私に声をかけてくださったり、私の役柄についてお芝居のアドバイスをくださったりと、現場でたくさん助けてくださいました。難しいことも多いですが、楽しみながら撮影させていただいています」と撮影に挑んでいることを明かした。

◆山崎が信頼を置く堀井新太も

そんな山崎が「以前も何度か共演させていただいたことがあり、信頼を置いている方」と確かな絆を強調するのが、望月和沙の夫・浜崎修斗役の堀井新太。

2011年に俳優デビューをはたすと、連続テレビ小説『マッサン』(2015年、NHK)や大河ドラマ『花燃ゆ』(2015年、NHK)などで知名度をアップ。若き名バイプレーヤーとして、コメディからシリアスまでさまざまな役どころで個性を光らせている堀井。

そんな彼も「僕の親がものすごい『刑事7人』のシリーズのファンなので、嬉しい気持ちと、歴史のある作品に参加させていただくことに少しプレッシャーを感じました」と、『刑事7人』への参加に並々ならぬ思いを吐露。

「1つ1つの仕草や、何気ないワードにも注目してみてください。段々と真実が明るみになって、犯人探しが止まらなくなると思います」と、今作の見方を話した。

◆子役出身の実力派・泉澤祐希も登場!

そして、白洲迅演じる野々村拓海と同期である監察官の焼津大地に扮するのが泉澤祐希。

5歳から子役として活動し、2017年の連続テレビ小説『ひよっこ』(NHK)では有村架純演じるヒロインの幼なじみ役に抜擢。数多くのドラマ、映画で活躍する実力派だ。

今回の出演については、「こんなにも続く作品に参加できること、とても光栄です。とは言うものの、できあがった作品に飛び入り参加するのは毎回のことながら緊張しますが、頑張ります!」と意気込む。

「過去の事件から焼津は監察官として、そして1人の人間として、どのように物語に絡んでくるのか注目していただければ」と自身の役柄をアピールした。

◆山田純大演じる首席監察官・正木哲也も登場

さらに、昨年放送のシーズン8にも登場した警視庁の首席監察官・正木哲也(山田純大)も登場。

泉澤演じる監察官の焼津大地とともに、警察組織の内部告発を行う暴露チャンネル“ポリス浄化ぁ”の調査にあたる。

不正を働いた警官たちが続々告発され、警察内部がざわつくなか、新専従捜査班のメンバーであり、監察官・焼津の同期である野々村拓海が正木と焼津に呼び出され…。

7人の中に秘密を持ったメンバーがいるのか? 新専従捜査班の絆が試される時が訪れる。

天樹と新専従捜査班の面々は、いったい彼らとどう関わっていくのか?