お一人様を救うブッダの教え−【説法1】お金がたくさんあると、心が混乱しやすくなる
「お金がたくさんあって既婚」と「収入が低くて独身」では、前者のほうが幸福と決めつけていないだろうか。若手の気鋭僧侶が説く「古くて新しい」幸福論。
今の世の中には「お金があることが幸せである」と思わせるような価値観が流通していて、私たちはそれを子供のときから何度も刷り込まれ、洗脳されるようにして育ちます。
貧困問題を解決しようという取り組みは尊いものですが、それさえ「貧困は悪」→「お金がないのは悪いこと」→「お金がないと幸せになれない」というメッセージを潜在的に発信しています。そういう情報を浴び続けるうちに、「お金がないのは不幸せ」という価値観が潜在意識にこびりついて、「お金が手に入れば幸せになれるに違いない」という幻想が形成されてくる。
「年収300万円の自分は不幸せに違いない」とか、「今の自分は失敗しているに違いない」と思っている人の多くは、生活実感というより、世の中の皆がそう思っているからそうに違いない、と洗脳されているのです。その思い込みが原因でいつもイライラしていたり、自分を低く評価して自信のない生き方をしていることのほうが、よほど不幸せです。
年収の高い人は幸せなのかといえば、そうともいえません。お金持ちほどお金のことが気になりがちで、「減らしたくない」とか「損をしたくない」と考えるものです。お金で自分の小さなプライドを支えたり、お金にものをいわせようとするので、思うようにならないとすぐにイライラして心が乱れやすい。
結局は、貧乏だろうとお金持ちだろうと、お金を幸せの価値尺度にしている限り、常に苦みを抱えていたり、イライラしやすい状態に置かれているわけで、心が満ち足りた平穏な幸せというものにはほど遠いのです。
■「苦」が消えた状態を快楽と誤解している
私たちは何か欲しいものがあって、それが手に入らない状態にあるとき、「持っていなくて苦しい」と感じます。その苦しみを解消するために、苦労して手に入れようと努力する。
年収をアップしたいと思ったら、仕事を頑張ったり、勉強して資格を取ったり。結婚したいと思ったら婚活をしたり。
そして欲しかったものを手に入れた瞬間に、今までの苦しみがすっと消えて、「もう苦しくない。素晴らしい」と快楽が生じます。
(月読寺住職兼正現寺住職 小池龍之介 構成=小川 剛 撮影=向井 渉)
このニュースの関連情報
- 食べ過ぎを防ぐ方法:私たちはなぜ目の前の食べ物を平らげてしまうのか?(ライフハッカー[日本版]) 5月17日 6:10
- ロースクールやMBAは実務で役立ちますか? 【キャリア相談 Vol 11】(東洋経済オンライン) 5月18日 8:20
- 学生諸君。「キャリアデザイン」だけはやめておけ。/川口 雅裕(INSIGHT NOW!) 5月17日 10:30
- 火に油を注ぐだけ! 更に相手を怒らせて逆効果になる謝り方6つ(マイナビニュース) 5月16日 19:28
- この起業、上手くいく? 事業主として成功するために必要な条件(ライフハッカー[日本版]) 5月17日 18:20
- 結婚して20年。夫婦喧嘩が絶えず、妻を愛せない −超訳「人間キリスト」の言葉【6】
(プレジデントオンライン) 5月18日 15:20 - 2013年4月転職求人倍率、IT/通信業界は2.48倍でダントツ1位(gooニュース×CAREERzine) 5月18日 14:00
- 集中力を存分に発揮するには?
(プレジデントオンライン) 5月18日 13:20 - Chromeだけで快適なTwitterライフを:画像サムネイルをWeb版に追加する拡張機能
(ライフハッカー[日本版]) 5月18日 13:10 - 創造性は年をとるほど衰えるのか
(プレジデントオンライン) 5月18日 11:20






















