ドン・キホーテが2月22日から、最短58分以内で荷物を届ける配達サービス「majica Premium Now」をスタート。過熱化する短時間配送のサービス競争に対し、様々な反応があるようだ。

「majica Premium Now」は、専用サイトから商品を注文すると、最寄りの店舗から最短58分以内で配達されるサービス。店舗から半径約 3kmのエリアでは「58分」もしくは「2時間毎配達(指定した2 時間の枠内での配達)」のいずれかを選択でき、半径約3〜5kmのエリアは「2 時間毎」の配達となる。

ネット通販業界では、各社が競って短時間配送サービスを提供している。Amazonがプライム会員向けに、注文から1時間以内で配送するサービスを行っているほか、ヨドバシカメラ、楽天、Yahoo!イオンも最短で当日に配送するサービスを実施。ドン・キホーテの「最短58分」が、ネット通販最大手のAmazonの「1時間以内」を意識したものであることは明らかだろう。

しかし、サービス競争に対する消費者の目は少し冷静なよう。Yahoo!では、「1時間以内に宅配するサービス、利用したい?」というアンケートを行っているが、「利用したい」と答えた人が20.7%、「すでに利用した」という人が0.5%だったのに対し、78.8%の人が「特に必要ない」と回答(2月22日12時時点)。コメント欄には、


「そんなに急いでどうするの?」
「自分で買いに行ったほうが早い(笑)」
「これって過剰サービスかなと思うなぁ」
「ホント日本人ってせっかちになったね」

など、不要と考える人からの意見が多く投稿されている。

ただ、

「だったら自分で買いに行った方が早いとは思うが、乳児がいて目が離せない母親とかニーズはあると思う」
「今すぐ要り用だけど近くに売っている店が無い商品など、短時間で届けて貰えるならすぐにでも利用したい方ですね」

と、場合によっては必要になるかも…と一定の理解を示す声も見られる。

「majica Premium Now」は、「MEGAドン・キホーテ大森山王店」のみが対象店舗となっており、今後順次拡大していく予定とのことだが、ネットの声を見る限り、“短時間配送競争”はそろそろ見直す時期に差し掛かっているようだ。
(金子則男)

R25編集部)

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