5月26日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)では、「世界一高額なアイスクリーム」について、つボイノリオと小高直子アナウンサーが語りました。 “世界で最も高価なアイスクリーム”としてギネス世界記録に認定されたこのアイス。それはそれはとんでもない価格です。

     

その名も「白夜」

リスナーAさんはこのアイスクリームを「今の王子でも食べられないアイスクリーム」と表現しました。これは童謡『アイスクリームの歌』の一節「おとぎばなしの おうじでも むかしはとても たべられない〜」にかけたもの。つボイが楽しげに歌いあげます。

このアイスクリームは、大阪の創作料理レストラン「RiVi(リヴィ)」の山田料理長が監修した『白夜(びゃくや)』。なんと1個、88万円です。白夜は「世界一高額なアイスクリーム」として、ギネスに認定されました。

「200万円のイタリア製の白トリュフを使い、2種類のチーズと酒粕をあわせて食べられる金箔をあしらったとのことです。このアイスはアイスクリームブランド『Cellato(セラート)』の公式サイトで販売されていま」(Aさん)

ポチっと誤購入の恐怖

同じような大きさの黒トリュフ入りのアイス『星月夜(ほしづきよ)』は1万円。対して「白夜は」88万円。1万円のアイスでもとんでもなく高いのに、88万円とはけた違いです。

「これをね、8,800円だと思ってポチったらえらい目にあいますよ。ネットで気を付けて。ポチっとやったら買ったことになるんやから」と、誤購入の恐怖に震えるつボイノリオ。

「昔の大阪の商人は、88円のお菓子を子ども相手に『はい、88万円!』というのは定番でした」(Aさん)

つボイはAさんのこの言葉に「吉本新喜劇」を思い出したようです。

つボイ「ちゃんちゃんちゃんちゃちゃんちゃら〜幕が開いて、『大将、これなんぼや!』『8,000万円!』『びっくりするじゃないか、おいー!800円やないかー!大げさなことを言うなぁほんまにー!』『ああー忙し、ああ忙し』って奥の人が出てきて、ここから始まる時に。この方式はいまだに、吉本の方では使ってますやん」

カップだけメルカリで売る?

「カップみたいなのに入れて送られてくるのかな?それをお皿に盛りなおして、という感じなのかな」と、小高直子アナウンサーは88万円のアイスクリームについて想像を巡らせます。

小高「このカップ、何かに使えそうやね。つまようじ入れとか」

つボイ「カップだけでも、メルカリで売れんやろか。ちょっと元取れるやん」

小高「いい材質使ってるんでしょうね」

カップを売りさばいて、88万円のうちのいくらかを取り戻そうと目論む2人。
ハイブランドの紙袋が売れるのと同じ理論で、高額アイスクリームのカップも、もしかして売れるのかもしれません。

今の時代に来た王子は食べられる

ここでつボイが再び「アイスクリームのうた」を高らかに歌いあげます。

小高「すごいですね。どんな味がするんでしょう」

つボイ「王子は金持ってるから。もし、王子が今の時代に来たら食べられると思うけど(笑)俺たちは今の時代ね、食べられへんの」

昔も今も、庶民には手が届きそうもない「世界一高額なアイスクリーム」の話題でした。
(minto)
 

つボイノリオの聞けば聞くほど
2023年05月26日10時04分〜抜粋(Radikoタイムフリー)