ホワイトハウスは今年8月に、市民などがオバマ大統領に直接提言ができるよう、チャットツール「Facebook Messenger」からメッセージの送信が可能となるボットを公開した。同月26日には、オバマ大統領が初めて返信を行うなど、政府組織として初の試みに注目が集まっていた。

 そして現地時間14日、ホワイトハウスは、このチャットボットをオープンソース化することを発表した。これにより、同チャットボットを利用したい他の政府機関や開発者は、自らで開発するよりも大幅に少ない投資で、同様のサービスを構築することが可能となる。具体的には、Drupalモジュールが用いられ、簡単なステップおよびボイラープレートコードだけで完結するようだ。

 こうした新たな試みは評価すべきではあるが、一方で同サービスを用いたメッセージ送信には、個人情報の入力が一部必要な点など、ユーザーとしては懸念点もある。また、ボットが案内をしてくれるとはいえ、メッセージ送信までのステップが多く、ユーザーは途中から疲れてくるだろう。このあたりは、以前から改善されておらず、今後に期待したいところだ。