夜間の災害や停電への備えとして、欠かせない防災グッズであるLEDライト。単1乾電池を何本も使用する従来のフィラメント懐中電灯と比べ、小型・省電力で長時間の稼働が可能というのがLEDライトに共通する特徴だ。

 こうした特徴に加え、さらにもうひと工夫が加えられることで、より防災に役立つ製品が各社から発売されている。

■空気で膨らませるソーラー充電式LEDランタン


 まず最初は、米MPOWERD社のソーラー充電式インフレータブルLEDランタン「エムパワード」シリーズ。通常はコンパクトに折り畳んで収納し、使用する際はビーチボールのように空気で膨らませてランタンとして使うことができる。小型・軽量・防水なので防災備蓄やアウトドア用途に適している。

 主なラインナップには、赤白LEDの点滅により「S.O.S」のモールス信号が送れる「エムパワード エマージ」や、充電時間を短縮してよりアウトドア用途向きになった「エムパワード アウトドア」などがある。


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■ライトとしても充電器としても使えるポータブルライト


 次はチノンのポータブル型充電式電灯「CH-ET12K」。災害時やレジャーなどでの使用を想定し、大容量12,000mAhバッテリーを採用。USB出力ソケットを備えており、スマートフォンやタブレット機器などの充電に使用することができる。

 長さ38.4cm、重量680gと片手持ち可能なサイズだが、市販のE26口金のLED電球や電球形蛍光灯を付け替えて使用することもできるので、吊り下げてテント内や避難場所などで周囲を照らす電灯としても使用できる。

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■単3形or単4形乾電池どちらも使えるLEDライト


 3つ目は、パナソニックが今年7月に発売した「電池がどっちかライト」。単3形か単4形乾電池のどちらか1本で点灯するLEDライトだ。単3形と単4形を1本ずつ、合わせて2本同時に搭載でき、両方の電池を使用する場合は最長で約11時間の連続点灯が可能となる。

 いざ懐中電灯が必要になったら電池切れで点灯しない、というような場合に、身近にあるリモコンや時計の電池を取り出して、単3形でも単4形でも使用できる。大きさも缶コーヒーサイズとコンパクトで、IPX1相当の防滴構造により小雨の中でも使用可能だ。

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■停電時は自動で点灯!懐中電灯にもできるナイトライト


 4つ目は、ヤザワコーポレーションの明暗センサー式ナイトライトシリーズ。基本的には充電式の懐中電灯と充電器兼ホルダーを組み合わせたナイトライトだが、懐中電灯本体を直接コンセントに差し込むモデルもある。





 通常時は明暗センサー内臓のナイトライトとして使用し、非常時にはホルダーから外して懐中電灯として使用する。停電時には自動で点灯する上、ナイトライトとして日常的に使用することで、緊急時に懐中電灯が見付からないという事態を避けられるのもメリットだ。

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■底部を水で濡らすと点灯する「ガルパン」LEDライト


 最後はKADOKAWAグループのキャラアニが販売する防災グッズ「灯(あかり)LEDライト」。人気アニメ『ガールズ&パンツァー』のキャラクターグッズだが、底部を水で濡らすだけで点灯するという、防災グッズとしてもアウトドアなどでも活用できるLEDライトだ。

 マグネシウムのイオン化を利用する仕組みで、泥水でも雨水でも使用できる。光量が落ちて来たら再度濡らすことで再び使用可能。充電不要かつライターぐらいのコンパクトサイズなので、非常時に備え常時携帯するのに適した製品といえる。

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