2016年9月20日、参考消息網によると、韓国サムスンの最新スマートフォン「Galaxy Note7」の相次ぐ爆発が問題となる中、中国で起きた2件の事故はユーザーによる虚偽の報告と判断された。

中国のインターネット上には18日、同スマホが爆発したとの情報が写真とともに寄せられており、投稿者の1人は「ネット通販で買ったスマホ。使用中に突然画面が黒くなった」と説明、もう1人も「ネットで買ったスマホが出火した」と書き込んでいた。

サムスンは今月1日以降、「問題がない」とされる中国ATL製のバッテリーを採用した同スマホを中国市場で販売しており、2件の事故報告で本体そのものに問題がある可能性が浮上した。2社が事故の起きた商品を回収して調査を行ったところ、バッテリー外部に故意に加熱した痕跡が見られることが判明。電子レンジやオーブンなどを使って実験した結果、事故が起きたスマホの損壊状態は、200度に設定した電磁調理器に乗せて2〜3分加熱した時とよく似ているという。

環球網によると、韓国・朝鮮日報は「これまで問題のあった製品はバッテリーだけが燃えていたが、中国では他のパーツも燃えている。この一方で、バッテリー内部に大した損傷はなかった」と説明。さらに、ユーザーの1人が今月2日に「本当に爆発してくれたらサムスンから金を取れるのに」とSNSに書き込んでいたことも明らかにし、賠償金をだまし取る狙いがあったのではないかとの見方を示した。サムスンは虚偽の事故情報を流した中国人消費者2人に対し、法的措置を検討しているという。(翻訳・編集/野谷)