2016年9月29日、新京報によると、中国広西チワン族自治区のスマートフォンショップで、韓国サムスン電子の最新スマホ「Galaxy Note7」の出火騒ぎが起きた。中国で同様の事故が報告されるのは6件目。中国向け製品のバッテリーに問題はないとしているが、消費者の不安はさらに高まりそうだ。

広西での事故はネットユーザーの28日の投稿で明らかになった。「店員がスマホを試した際、発熱して煙が上がった。警備員が消火器で消す騒ぎになった」という。この件につき同紙がサムスンに問い合わせたところ、回答は「現在、調査中」。関係者の1人は近いうちに何らかのコメントを出すとの考えを示した。

中国で起きた6件の事故のうち、サムスンが具体的な回答を出したのは最初の2件だけだ。当時、「外部からの加熱と判断した」と報告しており、韓国紙は「2台を回収、検査した結果、バッテリー外部に加熱の跡が見つかった。賠償金目的の悪意ある行為」と報じた。しかし、2件目の事故を報告したユーザーは中国メディアの取材に対して「スマホはまだ自分の手元にある」と説明、「1万元(約15万円)で提案された示談を最初は受け入れようと考えたが、韓国の報道を知って断ることにした」と語るなど、情報が錯綜(さくそう)している。

相次ぐ事故やサムスンの対応について、外部からは「Note7は人気商品から問題商品へと転落した。バッテリーだけの問題ではなく、対応の甘さでブランドに巨大な傷を付けた」との指摘も上がっている。(翻訳・編集/野谷)