2016年10月11日、出火報告が相次ぐ韓国サムスン電子の最新スマートフォンをめぐり、中国の品質監督当局は同社が中国本土で販売した「SM−N9300 Galaxy Note7」の全数を対象にリコールを実施すると発表した。これにより、中国でのリコール対象台数は19万984台に膨らむことになる。

「Galaxy Note7」は韓国や米国などさまざまな国で事故が報告されており、サムスンは9月2日に米韓など10カ国で250万台規模のリコールを実施すると発表した。中国向け製品については「事故の起きたバッテリーと異なるメーカーのバッテリーを使っている」とリコール対象から外していたが、同月14日に「7月20日〜8月5日製造の1858台に関してのみリコールする」と表明。9月以降に販売した製品は対象から除外される形となったが、中国でも20件の過熱、出火が報告されている。

当局は「リコール対象となる製品には異常な発熱や燃焼などの問題が存在し、火事など深刻な事故を引き起こす可能性がある」と指摘し、サムスンの講じる措置として「別の同社製スマホとの無料交換。価格差については300元(約4600円)の買い物券進呈」「購入金額全額を返金し、製品を回収」の2パターンを紹介した。(翻訳・編集/野谷)