2016年9月25日、毛沢東批判の動画が流出して封印された国営テレビ司会者の畢福剣(ビー・フージエン)氏が久々にその姿を見せた。網易が伝えた。

国営放送・中国中央テレビ(CCTV)を代表する人気司会者の一人、畢福剣氏の酒席での動画が流出し、世界的に話題になったのは昨年4月のこと。流出した動画は、畢福剣氏が歌に乗せて毛沢東を批判する模様を写したものだった。ネット上で大騒ぎになると、すぐにCCTVサイトから公式プロフィールが消滅。検索サイト・百度では「畢福剣」の名前が検索できなくなり、畢氏はそのまま姿を消すことに。今でもCCTVに在籍しているのかずっと不明だったが、網易は「すでに辞職した」と報じている。

その畢氏がこのほど、北京の空港に姿を見せたことが話題だ。騒動前より少し太った様子だが、顔色はさえず、かなり老けた印象。空港で彼に気付く人はなく、人気司会者のオーラを完全に失っている。

現役時代は明るいキャラクターと庶民的なイメージで老若男女に愛された。空港で撮られた写真では、畢氏がセリエAのASローマのポロシャツを着ていたことにネットユーザーが注目。大のスポーツ好きで、特に熱烈なサッカーファンで知られた畢氏だけに、「サッカーだけが慰めになっているのかも」などと、ネット上では哀れみと心配の声が上がっている。(翻訳・編集/Mathilda)