2016年10月9日、台湾のベテラン俳優の同性愛蔑視発言が波紋を広げる中、この俳優がBL(ボーイズラブ)作品に出演していたことが明らかになった。中国時報が伝えた。

8日に授賞式が行われた台湾版エミー賞・金鐘奨で、受賞者の1人となったベテラン俳優のリー・ティエンチュー(李天柱)が語った内容が問題視されているもの。囲み取材を受けたリー・ティエンチューは、キリスト教徒の立場から現代社会への不満を熱弁し、「社会を混乱させ、人類を滅ぼすのは同性愛」という内容のコメントを口にした。この発言が報道されると、数多くの人気タレントが差別発言だと不快感をあらわにし、一般社会にも大きな波紋を広げている。

「自分の信仰をカネでは売らない」として、同性愛を描く作品には決して出演しないと語ったリー・ティエンチューだが、中国で先月ネット配信されたドラマ「識汝不識丁」に出演していたことが明らかに。「識汝不識丁」はBL(ボーイズラブ)を扱った作品だった。

言行不一致が明らかになったリー・ティエンチューは、ネット上で痛烈な批判にさらされている。そのマネジャーは指摘される矛盾点について、「オファーを受ける際にBL作品とは知らされていなかった」とコメント。またリー・ティエンチュー自身は、「同性愛者本人を蔑視するつもりはない」と新たに発言している。(翻訳・編集/Mathilda)