2016年9月19日、環球時報(電子版)によると、ドイツに不法滞在中に子供をもうけた未婚の男女が、「中国政府に弾圧・差別される恐れがある」と訴えたことを受け、ドイツ司法当局は15日、生まれた子供を難民認定した。現地在住の中国人からは「子供を移住の道具にしている」と批判が出ている。

独メディアによると、男女には子供がすでに4人いる。父親はドイツに12年住んでいるが身分証明書を持っておらず、母親の中国のパスポート(旅券)はすでに期限切れとなっていた。二人は違法組織を通じてドイツに入国。これまでに第1、第2子は独当局が「居住を認めざるを得ない」と判断。第3、第4子は「保護支援する必要がある」とされていた。しかし、家族のいずれも難民と認定されていないため、補助金や就労許可が取得できずにいた。このため、両親は第3、第4子について難民認定を求めて司法当局に訴えていた。

両親は「中国の厳しい家庭政策に反し、4人の子供をもうけたため、帰国すれば弾圧や差別される恐れがある」と主張。難民認定した独移民・難民管理局は「すべての難民は個別に審査される」と説明している。(翻訳・編集/大宮)