2016年9月26日、中国の時事問題専門誌・半月談によると、中国には他の国々には見られない独特の習慣や暗黙のルールが数多く存在し、人々を悩ませている。

手術の際には医師に袖の下を渡さなければならない、子どもの進学にはコネが欠かせない、財テクという名の不正行為が行われるなど、さまざまな習慣的なルールに従わなければ、道徳心やプライドを保つことはできても、目的は果たすことができない。それどころか、ひどい目にすら遭いかねない。「みすみす損をするのは愚か者だ」とルールに従えば、良心に背き、人としてのあり様を失うことになる。

山東大学の社会学教授は、暗黙のルールが存在する背景には、明文化された規則がない、あるいは規則はあっても非合理的、または故意に規則を破って欲求を満たそうとする場合があると指摘している。「法をついていい目を見たいと思うのはなぜか」を問う意識調査では、「処罰されないから」「まともにやっても結果が得られない」という回答が多数を占めたという。

暗黙のルールはありとあらゆる場面で事実上の“規則”として存在しており、私利私欲の追求や価値観の変容とともに違法行為が事実上のルールと化している。また、暗黙のルールを解体させることは法治社会に不可欠で、政府の責任の下で行われるべきものだ。(翻訳・編集/岡田)