2016年9月21日、重慶商報によると、重慶市で行われた世界旅行都市連合会(WTCF)のサミットで、中国人観光客に人気の都市が報告された。

過去1年間に海外旅行に出かけた人を対象に行った調査結果(有効回答数1万1173人)をまとめた「中国公民出境旅游消費市場調査報告(2015−2016)」によると、15年の中国人観光客の海外での総消費額は2150億ドル(約22兆円)に上った。これは、世界の17%を占め、最多となっている。また、中国人1人当たりの海外旅行回数は平均で4.87回だったほか、海外旅行をした人のおよそ7割が1年に少なくとも1回は海外旅行をしていることが分かった。

中国人観光客に人気の高い国は、日本、韓国、タイ、シンガポール、英国、フランス、ドイツ、イタリア、米国、豪州など。近場の旅行で人気の都市は、1位が東京、2位がソウル、3位がバンコク。以下、4位が大阪、5位が済州島、6位が名古屋、7位がパタヤ、8位がシンガポール、9位が仁川、10位が釜山となっている。一方、遠方で人気なのは、1位パリ、2位ローマ、3位ロサンゼルス、4位シドニー、5位ロンドン、6位ベネチア、7位ワシントン、8位ニューヨーク、9位フィレンツェ、10位フランクフルトとなっている。

中国人が観光の見どころとして挙げたのは「自然の景色」が最多で、続いて「人文史跡」。特に60代以上ではこの二つの人気が高く、40代以下は美術館や博物館、テーマパークが人気だった。ショッピングでは、記念品と化粧品を購入している人が多く、以下、特産品、日用品、ブランド品、服飾品などとなっている。(翻訳・編集/北田)